Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

米国の田舎でビリケンさんにあいました!(笑)

2018-05-24 12:24:25 | 日記
 こんにちは! 瑞希です。

 ビリケンさんって知ってますか? そうあの大阪の通天閣で有名な尖った頭と吊り上がった目が特徴の子供の姿をしている幸運の神の像のことです。(By Wikipedia) よくあれに似た人っていますよね? 私の知り合いにもいます。多分皆さんの周りにもよく見かける顔じゃないかな? と思うのです。

 もう10年くらい前のことですが、米国ミズーリ州のハイウェイを走っていたとき、セントルイス大学の看板がありました。そこのHPアドレスに"****biriken.com”というのがあったので、あれっ?て思って家に帰ってしらべたところ、何とセントルイスに日本にいるのと同じビリケンがいたのです。それも何と大学のマスコットまでになっている~、という感じで。いやはやびっくりして、もうちょっと調べてみたら、日本製だと思っていたビリケンさん、実は1908年にアメリカ合衆国の芸術家フローレンス・プレッツ(Florence Pretz)が創作したものだったのこと。ただ実際にはロシア領カムチャッカ半島に昔から住んでいた先住民のコリャーク族に代々伝わる幸福の神を模写したものではないだろうか? とも言われているそうです。でもこの神様、何でもありの感じで、顔だちはアジア人、足を突き出しての座り方はアフリカ人がモデルとなったものを米国人が発表したというなんでもありの突っ込みどころ満載の神様です。「足の裏をかいて笑えば願いがかなう」とされてますが、わざわざそんなくさいところ、かきたくないなぁ~、と思うのは私だけでしょうか? (とつまらないことを言ってすいません。)

 自分でもびっくりしたのは、日本原産と信じ込んでいた自分も悪いのですが、それが異国のさらにあんまり知られていないところで突然出てきたらそりゃ「なんやこれ~!」ってなりますわな。その時の発見、これは「初耳」ものだとは思いましたわ~。(笑) でも多分こういうことって結構あるとは思いますよ。近代絵画の巨匠がこぞって日本の浮世絵に影響されているとか、TVの発明者が日本人だったとか(但しこれは、どのレベルを指して真の発明者であるかは、諸説あるのでわかりませんが・・・)と言った感じで、我々の知らないところで歴史の中に埋もれた日本と海外のつながりってあるんですよ。ただ、それが世に出てないだけ、知られてないだけなのです。調べてみればもっともっと出てくると思いますよ~。

 一つ余計な豆知識。ぺルーのマチュピチュと言えば、天空の都市とか言われる世界遺産で、日本からはるか遠くにある場所と思われるでしょうが、実はその入り口にホテルがあって、そこでNHKが見れるんですよ。(笑) 元々ペルーって日本人の入植者が多く、NHKの放送がいたるところで見れるというのがびっくりなことです。もし機会があったら、是非見てきてください。

 いや~、世界って広いようだけど、狭いというお話しでした!

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