さぼてん・多肉観察日記

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いよいよ休眠準備 - コノフィツム

2006-04-17 | メセン類
コノフィツムいう種類の多肉をご存知でしょうか?

多肉の中でも、究極の多肉ではないかと思うんです。

なぜかっていいますと、茎がないんです。その代わり、高度に多肉化された葉っぱ、それも向き合った一対だけでがんばっているんです。

秋から冬にかけて、写真のV字型の葉っぱ中央から花芽が出てきて咲きます。

形もいろいろ。足袋型(写真のもの)、鞍型、ハート型、丸型、こま型に分けられます。色や表面の模様、質感もいろいろ楽しめます。

コノフィツムは秋~冬が生育期なので、これからの季節は休眠入ります。

どういう風に休眠するかというと、これがびっくりなのですが、だんだんとしわしわになって枯れたようになります。

写真はだんだんと色が緑色→黄色になっていくコノフィツムです。ちょっと葉っぱの端っこが黄色っぽいでしょ。

もうひとつ面白いのは、枯れていく葉っぱ一枚の中に、同じ形の新しい葉っぱ1対が入っているということです。それが体の中に居るのですからお腹がパーンと張っている感じに見えます。単純計算すると、翌シーズンには2倍になっているわけです。良く増えます。

コノフィツムのこの性質を知らなかった1シーズン目、私は「枯れた」と思って捨ててしまいました。かわいそうなことをしたものです。 反省 (T T)

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