108.公開授業〈10〉①
まずは新先生の言葉をご紹介させていただきます。
『艱難から抜ける道』
夏真っ盛り。人知を超える力強い光 。
木々も草花も力強く盛り上がる 。
私はここに全ての全てを表し、 安堵の思いの中、自らの心を覗く 。
世の動きに心が惑わされることもなく、その本質を見る。
成すことがあるからこそ、幸せである。
心を揺さぶられることがあるからこそ、幸せである。
そこに豊かな表情が生まれ、幸せである。
明るく生きることがそこに強さを生み、静かに生きることが安らぎを生む
心というものは本当に自由自在である。
この世の現実というものは、あなたが作り上げた現象である。
日々の中で苦しみにあなたは目を向け続けている結果である。
神の目から見た時、全ての純粋な魂は平等である。
その思いの違いこそが各差の現れである。思いの違いにより、次元の違いとなる。
この世界のどのような地位にあろうと、自分自身の心を騙し続けることはできない。どのような立場にあろうと、あなたの魂の声を消すことはできない。表面的にどのような耳障りの良いことを言っても、あなたの中の心はだますことはできないのである。
良心という神の目が、あなたの魂に光として、愛としてあるからである。
この地球に住まう一人一人が自らの尊厳を在らしめていることが、 これからの時代を作っていくことになるのである。
小さな世界から大きな世界へ。小さな心から大きな心へ。
魂の本管そこに在り。 あなたの心に答え在り。
心静かに進め。神の子として気高く進め。
あなたが進む道は光の道。宇宙へと続く道。苦難の道は穏やかな道となり、闇の中に光が差し込み照らす。月明かり、迷うことなくまっすぐに進め 。
その先に明るい太陽がある。迷ったとしても、あなたの中に光はある。
あなたの中の光を照らせ。崩壊していく世界を追うより、
新しい世界を目指せ。心の切り替えをなぜ。
それがあなたの生まれ変わり。
生きたままで新たな人生を生きること。
光に包まれ生きること。
それをなすのはあなた自身。
あなた自身が全てを解く鍵。
これが大きな災いから抜ける道。
人類の大きな分岐点。
109.公開授業〈10〉②
今、世の中は不安定になっているようです。異常気象、社会情勢、コロナの流行・・ニュースを見ると何かいつも不安要素が叫ばれています。
あまりテレビは見ないのですが、たまにつけると本当にビックリします。
そうした中で私達は暮らしているのですが、果たしてその全てを同時に体験しているという方は何人いらっしゃるでしょうか?
たいていはその一つ二つが身近にあるという感じではないでしょうか。
それなのにまるで全ての悪いことが自分に起きるかのような不安や恐怖を感じてはいないでしょうか?
私が以前はそうでした。
それは家族や仕事あるいは地域といった環境によって左右されるからだと思います。気候天候も予測できず、不安定要因が多いと感じているのです。
そうした環境を自分がどうにかできるかと言うとなかなかできないように思います。 自分にできることは、たいてい自分のことだけです。
相手がいる場合でも、相手に及ぼす自分の影響を良いものにする、あるいは悪い影響を与えないということと、相手に振り回されないようにすることくらいだと思います。でもそれができれば状況はだいぶん変わってきます。
近頃そのことを本当に実感しています 。
それは相手がニュースでも同じだと思います。情報として知って、できる準備をして穏やかに過ごすこと。
今大変な方々や過去の被災地、あるいは戦争等のご苦労を思い遣ることと、自分がそうなったらという不安や恐怖に飲み込まれることは違います。
ニュースやワイドショーに振り回されないようにすることも大切だと思います。情報として知っておいて、あとは歌やドラマに変えたり、消したりしてみるといいと思います。
同じ世の中にいるのに、楽しそうな人がいたり、不安になる自分がいたりしますよね。
それは自分に恐怖や不安があるから、何を聞いても自分の恐怖や不安に置き換わるのです。色眼鏡という言葉がありますが、まさに恐怖や不安のレンズをを通して世の中を見ているからなのです。何を見ても聞いても自分の恐れや不安になってしまいます。
私も以前はそうでした。本当にしんどいですよね。事件事故、病気、戦争、老々介護、年金問題、何を聞いても恐怖や不安があおられます。不安になりすぎてくたびれて、どうでもよくなるまで考えてしまう性格でした。
そうしたこともイメージトレーニングの手法やスピリチュアルなワークでだいぶん楽になりました。
そして年を取ってくると考え続ける根気もなくなってよかったんだと思います。また、病気をしたのもある意味よかったです。
「それどころでなくなる」という体験をすると、悩むゆとりがあるうちは、まだ大丈夫なんだなあと思いました。
気の持ちようで変わるとすれば、それはやはり自分が作っているということなんですよね。
『この世の現実というものは、あなたが作り上げた現象である』
これは、自分次第で現象が変わるということを意味しています。世の中に振り回させるのではなく、何が起きても大丈夫と思えるように心を整えていきたいと思います。
110.公開授業〈10〉③
私がイメージトレーニングのセミナーで聞いたお話です。
「3人の男がレンガを積んでいた。ある男が3人に何をしているのかと尋ねると、一人目の男は「レンガを積んでいる」と答え、二人目は「塀を作っている」と答えた。そして3人目の男は「私は教会を作っている」と答えた。」
有名なお話らしいのでご存知の方もいらっしゃると思います。これは同じことをしていても、志が違うのでそれぞれにとっての状況はまったく違うのだ、という説明だったと思います。
またこの話も印象的でした。
「二人の男が牢屋の中から外を見た。一人は泥の水たまりを眺め、一人は星空を見上げた。」
同じ環境でも人それぞれ意識によって、本人の状況は違うというのです。
私も経験があります。高校生の頃、地下街を友人と歩いている時に「あっ」と同時に声を上げました。当然相手も同じ所を見ていたのだろうと思って話したのですが、二人とも全然違う所を見ていたのでした。
つまり関心が全然違ったということです。私はなんだか不思議でした。
当時は結構仲の良い友人で、地下街という限られた空間の中、並んで話しながら歩いていたのに、視線の先は全く違っていた。その時は違和感程度の感覚でしたが、後に精神世界を学ぶうちに、このことがとても象徴的な出来事のように感じました。
人は自分の目の向いている方しか見ていないのです。ですから後悔や悲しみ憎悪、そうしたものに目を向けている時にはなかなか楽しい方に目が向きません。 楽しいと感じても、またネガティブな感情に巻き込まれてしまいます。すると今目が向いているほうに注意が向いているので、そうしたものがよく目につくようになります。
すると同じ世の中にいても苦しみや不安ばかりに目が行くのか、楽しい方に目が行くのか、その人その人によってまるで違う世界にいるということになります。
これがまさに「自分が現象を作り出しているということ」だと思います。
111.公開授業〈10〉④
『神の目から見た時、全ての純粋な魂は平等である。 その思いの違いこそが各差の現れである。思いの違いにより、次元の違いとなる』
皆同じ社会で暮らしているのに、個人によって状況が違うというのは、様々な事を積み重ねた結果でもあります 。子供のうちは親の事情が大きく影響するので、どうにもならない物理的な事情があります。
でもそのことが自分にとって良くも悪くもなり得るので、やはり考え方の問題、つまりは『思いの違い』によるということなのでしょうか 。
乱暴な言い方ですが、本質だけを述べると「できる準備をして心にゆとりを持つこと」「自分がどうにもできないことをどうにかしようと思わないこと」の二つだと思います。
この二つをその時の場合によって当てはめてみるのです。そうすればけっこう答えは出るように思います 。
ただ問題は、どうすればいいかが分かってもそれをなかなか実行できない場合があるということです。例えば引っ越し、転職、縁切り等々。 できないと思い込んでいる自分がいます。
でも人間切羽詰まるとこれができてしまうのです。あるいは、せざるを得ないということもあります。
私はせざるを得ないということが何度かあり、命拾いをしています 。我慢強くない性格も幸いしています。本当はそんなことになる前に思い切って手放してしまえば良かったのですが・・
人によって物理的な環境や要素は異なるので、他人と比べることにはあまり意味がないと思います。
だから自分を観察してみますと、物理的には以前とほぼ変わらないのに、自分にとっての現象がガラッと変わっていることがあります。
これは意識の変化によってもたらされていることだと思います。
つまりは『この世の現実というものは、あなたが作り上げた現象である』ということだと思うのです。
112.公開授業〈10〉⑤
『この地球に住まう一人一人が自ら尊厳をあらしめていることが、これからの時代を作っていくことになるのである。』
以前『光至の光』でも書きましたが、『世の中とは人ぞ』ということだと思います。
その時社会を構成する人々の精神性が、世の中に反映されるということです。一人一人は小さくとも何かが起きた時の反応というのが、その時代の空気感を作っているのです。
「二極化していく」というのは、この精神性が二極化していくため、それによって出来上がる空気感の層が分かれていくということだと思います。
二極というのは極端で、実際にはいろんな層があるようです。
そして各人の精神性によって、自分のいる層が決まります。
ネガティブな精神性であればそうした反応するため、重たい空気感の層に存在していることになります。これが巻き込まれているという事です。
ただこのことに気づけば抜け出すことはできるという朗報です。
『迷ったとしてもあなたの中に光はある。
あなたの中の光を照らせ。崩壊していく世界を追うより、新しい世界を目指せ。心の切り替えをなせ。
それがあなたの生まれ変わり。生きたままで新たな人生を生きること。
光に包まれ生きること。それをなすのはあなた自身。
あなた自身が全てを解く鍵。これが大きな災いから抜ける道。
人類の大きな分岐点。』
ここにそのヒントがあります。
心を切り替えたなら生まれ変われる。これを私は体験しました 。
そして新先生や福子さんと出会って生まれ変わった方々を見ました。
自分に向き合ってネガティブな思いを手放していった方がたです。
それは本来のその方の輝きを取り戻すという感じです。
ちょうど泥を落として金が姿を現すように。
心に重くのしかかったカーテンを開けて、中に光が差し込むように。
その輝きが世を照らす道しるべとなるように。
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またレインボーイニシエーション原文はこちら http://blog.livedoor.jp/tyoumugen/
2、3年はますますいろんなことが起きるようです。巻き込まれないよう、また分岐点を光の方へとみんなで進んでまいりましょう!