堺市旧市街 「七まち」で 江戸~大正時代に 建てられた町家を
巡って 雛人形を楽しむ 「ひな飾りめぐり」 カメラ散策して来ました。
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七まちは 堺市北部の旧市街にあり 江戸時代に職人たちの間で
使われた呼び名。 堺出身の歌人 与謝野晶子が 1906年に
文芸雑誌 「明星」 に発表した短歌 ♪
「住の江や 和泉の街の 七まちの 鍛治の音きく 菜の花の路」
と 詠まれ 有名になった。 (新聞記事より 抜粋)
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阪堺線 いわゆる チン電に乗り 高須神社で下車!
シトシトと雨の降る中を おひなさま巡りをしながら 堺の旧市街地を
歩きます。 先ずは ・・・
堺の 『香り』 を 継承する お香屋さんのひとつ 薫主堂さんへ!
江戸末期の風情のある建物と とっても明るく 気さくな奥様が
いろいろと お話してくださって (*^。^*) 三代目だそうです。
残念ながら息子さんは 後を継がれないとか?
おひな様は 表戸のガラス越しに ・・ かわいい~
次は 藤井刃物さんへ!
ご主人が 包丁作りの作業を見せてくださり 火花の飛ぶのに 感激 \(^o^)/
おひな様は 工場に入ってスグに 飾ってありました。
今度は 水野鍛錬所さんへ!
こちらは 一昨年に 改装されたばかり 真っ白い壁 真新しい瓦屋根が
目にも 清々しいです。 ご主人は 四代目だそうです。
気さくに スナップ写真に応じてくださいました。 中々の男前! (^o^)/
おひな様は 立派な七段飾り 箱階段を昇り 二階にも 沢山 飾って
ありましたが 上手く写せませんでした ^^; ^^;
そして ・・・
江戸後期から 明治初期にかけて 「寺子屋」 としても使われていた
清学院へ! 山口家住宅へも ・・・
現存する数少ない 江戸初期の町家のひとつとして 国の重要文化財に
指定されています。 落ち着いた趣のあるたたずまいで 奧の庭園も雨で
尚 しっとりとして・・・
あちこち巡りの まるで社会見学?みたいな~ 一日でした。
私は 堺の住人になって 50余年になりますが 一度も歩いた事が
なかったのです。 今回 ひどい雨降りの日でしたが 機会があり 地元の
皆さんの温かい心にふれる事もできて とてもうれしい一日でした (^^♪
たくさんの写真と長々の文 お付き合い ありがとうございました。
~ 野の花 ~