新しい季節へ向かって

ま～た～で～す～か～～～ぁぁぁ？

なぜ追いかけない瀬田伊織ィィィィ！！！！（憤怒）



オシャレカフェで密会中のお２人。
「もう一度みのりの部屋を調べさせてほしい」
紀保が必死に頼んでいるというのに、先週末リューに言われたあの名言が頭にちらつく伊織さんは頑なに拒否。

「よそう、あの夏はもう終わったんだ。」
うわっ、完全に感化されてる。

「俺達はもうすでに新しい季節へ向かって歩き始めてる。」
って、そうは言いますけど、へんなとこ固執してんのむしろあなたの方ですから。


失望した紀保は、
「真実を突き止めない限り過去から自由になれそうもない、でもそう思っているのは私だけみたいね・・・」
と悲しみに暮れながら席を立ち、伝票に手を伸ばす。
とっさにその手に自分の手を重ねる伊織さん。

ドキドキ。



・・・ドキドキ・・・。





え・・・っ？


それだけ？

見つめてるだけ！？

それだけじゃなぁ～んにも変わらないよ～～～！！

さすがの紀保も、そんな煮え切らない伊織さんに見切りをつけるように「ごちそうさま…」と言って去っていった。


ぉーぃ。
そんなに自分でお支払いしたかったんですかー？
せめてなんとか言いなって～っ！！＞＜
世の男性諸君に告ぐ。
逃げる女あらばとりあえず追いかけてみよ。
イヤよイヤよも好きのうち。
人類普遍の原理です！
（あまりしつこく追いかけて各地方の迷惑条例に抵触しても、当方一切の責任を負いかねます。）



今日はひたすら杏子が疑わしくなっていったのと、
雄介が悪い目になっていったのと、
柏木さんが完全におかしな方向に開花していくお話でした。
（最近の柏木さん、特に杏子の相手するときの柏木さんがハイキングウォーキングに見えてしょうがいない。かしこかしこまりましたかしこー のテンション。）


夕顔荘の台所で伊織さんと柏木さんが酒を酌み交わしている光景は感慨深いものがあったし、伊織さんの受け答えもすごく自然体でよかったです。
よかった、けど、陽気に笑顔を交えながら表情をクルクルと変えて世間話をする瀬田伊織に戸惑いの嵐です。
柏木さんの恋バナにつっこんでみたり、
笑顔でヒトリゴト言って首をひねってみたり、
フキさんの話にビール吹き出しそうになったり。（吹き出してしまえ。）
まさに、あなただあれ？・・・な気分でした。


そしてミスター挙動不審・柏木さんの話はなにもかもがおかしい。

夕顔荘立ち退きを良い機会に、マンションを買おうと思っているらしい。
それはいい。いつのまにお金を貯めたの？と思ったら、
「親が援助してくれる。」そうで。
えっ。そうなんだ。
柏木さんも、実はお坊ちゃま？
いい親だね。みのりの事件のときも温かく迎え入れてくれてたし。

「そう。ありがたいね、親って」という伊織さんに、
「伊織さんと違って僕みたいな男はプロポーズするにしても家の１つも持っていないと。ねっ。」

わー！ツッコミどころ満載な発言！
（そもそもプロポーズって、杏子に？いろんな段階飛び越え過ぎじゃない？）
「そんなことないよ、家なんか持ってなくても、柏木さんには理工学博士っていう立派な肩書きが・・・」
とフォローする伊織さん。
でも、もうどうにもとまらない柏木さんの暴走。

「いやーとんでもない。いまどき博士号で嫁さん来るほど世の中甘くないですよ。
肩書きよりも不動産かなあ、フフフッ♪」



いまどき不動産で嫁さん来るほど世の中甘くないですよ♪

・・・と、今こそ言ってやるんだ、伊織さん。



さて、次回予告。
衝撃が走った。
今日のタイトルを
「嫌いじゃないんでしょ？」
にしようかどうしようか、本気で迷った私。
一気に５話分くらい話が飛んでませんか？大丈夫ですか？
すごい展開だなあ。

～次回「罠」～
杏子さんのガーターベルト・・・、



・・・怖いよ～～～！！！（泣）