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飼い猫らしくなったよねー。
悩みやったきねこの『安心の空間』
解決策があってん。
題して、
【『空と君の間に』作戦】
きねこのためには毎日薬を投与しなければなりません。
目薬・錠剤・液体の飲み薬・塗り薬
もう…イヤがるのなんのって…。
きねこの体が少しでも楽になるのなら、
私は悪にでもなる。
薬係りは全て私が引き受けるから、
ダンナはとにかくきねこを可愛がってやってくれ、と。
きねこの薬に手を触れてくれるな、と。
きねこ、私を嫌うなら嫌いなさい。
全っ然かまわないわ。
全っ然ヘーキ。
ちっとも悲しくない。
作戦はまんまと成功。
私を見ては逃げるきねこ。
私に捕まっては震えるきねこ。
ダンナの布団で寝るきねこ。
ダンナの後をついて回るきねこ。
先日、ダンナが休みのときに、
きねこの写メを送ってくれと頼んだら、
なんてかわいい…
私には絶対見せへん顔。
きねこが元気になるならそれでいいやと思っとったけど、
なんと！
最近、きねこが私の布団で寝るようになってきてん!!
嬉しいねー。
やっぱり嬉しいよねー。
今朝、きねこがまるまって寝てるところを、
「ほーら、きねこ薬の時間やでー」
「ブニャゥ」
「逃げない、震えない、ちゃんと飲んで」
「ブニャゥ」
「目薬さすよー目ぇ開けてー」
「ンー」
いつものこのやりとり後、
きねこが暖かくて離したらんかってん。
ずっと抱っこしとったらな、
きねこ、ゴロゴロいいだしてん。
キャー!!!!
なんてカワイイのーッ!!!!???
さぁ、きねこ、
そろそろ薬の時間やわ。
