なないろ*くれよん

七海の、つれづれ日記です。

夏の終わり

2012-09-01 12:38:00 | おでかけ
皆さん、ご無沙汰しています。
いつも、ご訪問ありがとうございます。

暑かった、夏も、そろそろ終わりですね。
さびしいような、でも、新しい季節への移り変わりに
わくわくしている私です。


「夏なんか、大嫌い。」

そんなことを、日記で書いたことがあります。
覚えています。

夏に、辛い思いをしてから、私にとって、夏は苦しい季節でした。
辛い思いを抱えていても、子供達は私の元に駆け寄ってくれるし、
日々のことを、こなさないといけない。
必死だった時期もありました。

でも・・・辛いことだけじゃなかった。
かけがえのない経験をした。夏は、そんな季節です。
今は、わたしにとって、夏は大切な季節です。


くれよんへの、昔からの訪問者の方に、メッセージをいただきました。

「ナナミさんは変わった。昔の日記をまた残して欲しい。」と。

ありがたいお言葉に、本当に励まされました。
孤独だった頃、ここで一人でつぶやいていた私。
さびしくて、さびしくて、書かずにはいられなかったあの頃。


今、時間のあるときに、少しずつ、昔の日記を整理しています。
私が、ホームページなるものを作ったのは1997年頃。
いつから日記をつけていたかは覚えてなくて、
日記の過去ログが残っているのは、2003か2004年頃からです。

それでもよければ・・ということで、整理作業をしています。


正直、恥ずかしいですけどね苦笑
若かったですから・・・なにもかも。
でも、あの頃の未熟な私のことも、応援してくれる人はいた。
そのことに、あらためて感謝のきもちが沸きあがります。


日記を書くことで、「こんなわたしになりたい」という夢を
心に深く刻み続けてきた。
そんな日々が、今に繋がっているんだなと思う。
これからも、わたしは、私の生きた証を、いろんな形で書き残していきます。
伝えたいことは、いつも溢れています。



昨日、8月31日に、山のお友達に会いに行って来ました。
子供たちは、お友達と1年ぶりの再会。
一緒に、川遊びを楽しんできました。







私は、日焼け止めクリームを、足に付け忘れて
また、「マレーバク」のような足になってしまいました
なんか、いつもこうなってる気がする・・。

でも、いいの。夏も終わるし、どうせ隠してるから 苦笑。



楽しい楽しい、めいっぱいの夏休みでした。
みんなみんな、ありがとう。
夏に、ありがとう。









「オズの魔法使い」

2010-11-13 23:30:16 | おでかけ
今日は、娘の小学校の、学芸発表会でした。
2年に一度の、大きな行事です。
ミーも、前々から練習をがんばっていました。


しかし、数日前から、ミーが発熱・・。
日中は元気なんだけど、夜になると、熱がぐーっと上がってしまう日々。
でも、本人の強い希望で、がんばって劇には参加させることにしました。


ミーの学年のお芝居、素晴らしかったですよ。
みんな、可愛らしくて、歌もセリフも、大きな声でのびのびしていて。
ほほえましく、観ていました。


ミーの学年の次、5年生のお芝居は「オズの魔法使い」でした。
みんながよく知った、おなじみのお話です。
わたしも、映画をビデオで何度も観た、大好きなお話です。


でも・・・あらためて、こうして子どもたちの口から
発せられた言葉が、今のわたしの心に・・とても響いたんです。


「よく考える、知恵。」がほしい、カカシ。

「人を思いやる、優しいハート。」がほしい、ブリキのきこり。

「勇敢に立ち向かう、勇気。」がほしい、ライオン。

そして「お家に帰りたい」ドロシー。



オズの魔法使いに、願いを叶えてもらいたい一心で
西の魔女と戦う4人ですが、彼らは、すでにそれらの力を持っていた。
そして、自分たちの力で、西の魔女を倒した。


オズの魔法使いに、優しく言われます。

「もう、君たちは、力を持っているじゃないか。」



こどもたちは、お芝居を終えて、みんなで歌を歌ってくれました。

「自信をもって」



もう大人のわたしが・・・子どもたちのシンプルな言葉に
元気づけられた。
ちょっと自分が情けなくもあるけど、でも、嬉しかった。
元気をもらった、素晴らしいお芝居でした。


最近、落ち込むことが多くて、
「自己嫌悪」「自暴自棄」なきもちに負け、怠けてばかりの日々でした。
どうしようもないこと。伝わらないきもち。
叶わない願い。
いくらがんばっても、変わりたくても、変われない、もどかしさ。


でもね。

求めるから、苦しい。
受け入れるんだ。今のわたしを。

そして、手放さなくちゃ。
しがみついてちゃ、だめ。


うん、できる。きっと、できる。




思い出していこう。「ありがとう」

重ねていこう。「ありがとう」

通ってきた道に。「ありがとう」

生きている今に。「ありがとう」

出会えたみんな。「ありがとう」




今できることを、ひとつずつ、重ねていこう。









高柳佐知子さんに会いに

2010-10-18 16:11:12 | おでかけ
今日は、前々から行きたいと思っていた場所へ出かけてきました。
「今、行かなければ、もう行かれない!」と思い、身支度して、電車に乗りました。

今日行ったのは、銀座。
「高柳佐知子さん」という方の、個展でした。


彼女との出会いは、高校生の頃。
図書館の片隅に置かれていた、彼女のイラストエッセイ集にひきつけられた。
そして、何度も借りて、読んでは、空想にふけっていたのでした。

彼女の世界は・・・草・花・土・風・・・そんなものに包まれています。
メルヘンであったり、夢だったり、豊かでゆったりとした暮らし。
高柳さんご自身、「赤毛のアン」の世界をこよなく愛してらっしゃるようで
アンの暮らしについての本も、多数出版されています。


手作りのワンピースやエプロンを身にまとい、
家事を楽しむ工夫も、本に掲載されていました。
当時、わたしはまだ学生だったので、
こんなふうに、アンのような格好をして、家事をしたいなぁなんて
夢見たりも、したものでした。

高柳さんの世界に憧れ、お便りを送ったこともありましたが、
ご丁寧に、心のこもったハガキのお返事を、毎回送っていただいたこともあります。
いつも、素敵なイラストが添えられていました。

そんな出来事もありましたが、わたしも主婦になり、母になり・・・
日々の暮らしに追われて、ゆっくり読書をする時間も、削られていました。
高柳さんの本のことも、しばらくは忘れていました。



しかし、インターネットのおかげで、彼女が定期的に個展を開かれていることを知れたのです。
そのことを知ってから、たぶん、もう1年くらい経っています。
今日、やっとその願いが叶い、一人で、銀座まで出かけたのでした。


銀座・・・うーん、わたしには到底似合わない町。苦笑
おしゃれな人たち、高級なお店に圧倒されながらも、ギャラリーに無事にたどり着きました。

今日は、個展の初日だったので、もしかして高柳さんがいらっしゃるかも・・。
っていうか、きっといるな・・・そういう雰囲気でしたが、
どなたが、高柳さんかわからず、わたしはひとりでうろうろと絵を観ていました。


高柳さんの絵、素敵でしたよぅ。
「ブルー」が基調になった、シンプルなイラストが中心で、
淡く、とても優しい色合いに、その世界に引き込まれるようでした。

淡い色もありながら、深い鮮やかな色の絵もあって、素敵でした。
なんというか、「夢を見ること」の楽しさを、思い出した・・・のかな。
わたしが、子どもの頃、大切にしていた、わくわくするような想いを、思い出しました。

主婦になり、母になり、都会に住むようになり。
ひとつ・・またひとつと、諦め、夢をみることをやめてきたものたちのことを、思い出しました。


どんな環境にいようと、夢を見続けるって、素敵なことなんだな。



そして、1冊の本を購入することにしました。



いろいろ置かれていた本の中、今日はこれを選びました。
1冊まるごと、全部、夢の世界。
空想のお店屋さんが、色とりどりのイラストとともに、描かれているのです。
あー、読むのが楽しみだな。


そして、購入するとき。。。「サインしましょうか?」と言われました。
そう、高柳さん、ご本人です

「ありかとうございます・・よろしくおねがいします。」

高柳さんは、サラサラと、可愛らしいイラスト入りの、素敵なサインを描いてくださいました。


そして、わたしは、彼女に一言、お伝えすることができました。
学生時代、お便りをしたら、お返事を頂いたこと。
素敵な個展でした、ありがとうございましたと。

高柳さんにも、喜んでいただけて、嬉しかったです。



最近のわたしは、元気をなくしていました。
自信もないし、やる気もでないし、鬱々としていました。

でも、少し年上のお友達に「今、下積みの大事な時期だよ。」と
アドバイスをもらうこともあり、自分の生き方、見直さなくちゃなと、
考えさせられることもある日々です。


今日、高柳さんの個展へ行き、彼女にお会いできて、よかったな・・って思います。
夢をみることを、思い出せた。
ただ、諦めたり、怠けたりしていたために、叶えられなかった夢も、
たくさんあったはずだと、気づけたのです。



私が、やりたかったこと、やってみたいこと、これだけじゃないはず。
大切に・・・大切に、一日一日を過ごさなくちゃな。



かと言って、今すぐは、元気がでそうにないのも現実。
なんか、力が出ない日々なんです。
過呼吸になってからというもの、体が、無理が効かなくなってしまいました。
でも「まぁ、いっかぁ。」って、のんびり構えられるようにもなりました。


張り切りすぎるってことが、どっか、ちがってたんだなきっと。
わたしの目指す、自然な生き方、見つけていきたいな。
また、人生の目標が、ひとつ見つかった、良い一日でしたよ。







秋の色

2010-10-16 23:26:38 | おでかけ

なんだかんだ、涼しくなってきましたね。
長袖にしたり、七分袖にしたり、半袖に着替えたり。
薄手のものを羽織ってみたり。

今の、短い季節の間しか着られないお洋服を
あれやこれやと考えて、着まわして、楽しむ日々です。


夏の間、暑すぎたのもあり、あまり
公園なんかに、子どもたちを連れて行ってあげていませんでした。
水遊びとかは、したけどね。


めっきり過ごしやすくなり、汗もかかない、いい季節だから。
ママ友さんと一緒に連れ立って、ごく近くの小さな公園に
夕涼みをしに、でかける日が増えてきました。


でも、やはり、日が暮れるのはあっという間。
子どもの頃に見ていたような、真っ赤な夕焼けは見られないけど
柔らかな色で、日が暮れていく様子を眺めると、ほっと優しい気持ちになります。


子どもたちが、公園の片隅で、鮮やかな色をつけた木の実を
小さなてのひらいっぱいに集めて、わたしのもとへ、持ってきました。




少し、薄暗くなった公園の中、
驚くほど、真っ赤に光ってる木の実に、心が奪われてしまいました。

これは、ほんとに「秋の色」。
きれいだなぁ。




最近、仕事がないものだから、ぼぅっとして過ごしてしまうことも多く
すると、ついつい、いらぬことばかり、考えてしまっています。
主婦は、家の中に引きこもってると、いかんな。

でも、せっかく、久しぶりに針仕事もできてきたんだし
この波に乗って、どんどん、作品つくりしていきたいな。
お金にならない仕事しか、今のわたしにはできないけれど。
ここで、わたしにできること、ひとつずつ、見つけていきたいな。






妹の結婚式

2010-09-21 23:41:34 | おでかけ
季節は、すっかり秋に移り変わってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。

わたしは、ここ数週間、わたしにとって、大きな変化をもたらしてくれた
素晴らしい時間を過ごしました。


まずひとつの出来事は、アルケミストと電話で話したこと・・
アルケミストが、「アルケミストのオールナイトニッポンR」に出演し、
メールを送っていたら、番組放送中に、生電話がかかってきたんです。
本当に、あんなに緊張したのはいつぶりでしょう。

でも、電話は、楽しくおしゃべりが出来て本当に嬉しかった。
いつも、彼らが、「ありがとう」って、ライヴで言ってくれているけど
直接、電話で「ありがとう」って言っていただけるなんて
本当に、夢のようでした。涙
わたしも、直接、言葉で「ありがとう」が伝えられた。
未だに、なんだか信じられないけど、この素敵な出来事は
一生の宝にします。メールを採用してくだったスタッフの皆さんに、心から感謝です



そして、その直後、徳島へ一週間里帰りをしてきました。
妹の結婚式に、出席するためです。

実を言うと、夏の終わりに3度も過呼吸になったので
無事に、10時間の高速道路の運転を乗り越えて
徳島へ帰れるか・・・と、ずっと心配していました。
そして、当日まで、慎重に体調を整えてきました。


正直言って、徳島に無事についたものの
何度か、また過呼吸になりそうになったんです。
本当に焦ったし、苦しかった。
ほっとするはずの故郷で、また過呼吸になんかなったら・・って・・。


でも、頭の中に、ひとつのことがずっとありました。
「妹にとって、一生に一度の大切な結婚式を、台無しにしたくない!
何がなんでも、わたしは元気に出席するんだ!」

その思いで、必死でした。
そして、気づいたんです。

過呼吸にしているのは、私自身。
わたしが、わたしの首を占め続けてきた結果が、この苦しみなんだ・・。
自分を癒せるのは、私自身なんだって。心底、気づいたんです。

「もう、手放そう。」

わたしは、わたしを苦しめ続けていたものを、手放す勇気を持てました。
長年背負っていたものを、取り払うことができました。
もう、取り払ったと、そう信じるきもちが、大切。
もう、振り返りません。
わたしは、前を向いていけるなぁ、よかったな



そして・・・一大イベント。妹の結婚式素晴らしかったですよ、本当に☆

かわいい妹の晴れ姿。
そんな妹を、まっすぐなまなざしで見つめてくれる、彼の姿。
妹を祝福してくれる、お友達。
胸がいっぱいの様子の、両親。
わたしも、心から幸せでした。

そして、私自身、また初心を思い出しました。
そうだよね、こうしてわたしたちも、はじまったんだ。
初々しい二人に、たくさんのあたたかなきもちを、ありがとう。



いろいろ、辛いこと、苦しいこともあったけど、
今日まで、精一杯がんばってきてよかったな。
そして、これからも、また辛いこと、苦しいことがあるかもしれないけど
出会えた人たちにありがとうのきもちを忘れずに
また、未来を信じて、歩いて行こう。
そんなきもちでいっぱいになった、今回の里帰りでした。



東京に帰ってきて、なんだかまだ、ぼんやりとしたきもちが抜けないけど
徐々に、また生活のペースを戻していきたいです。
今は、わたしの生きる場所は、ここ東京。

誰かに褒めてもらいたい・・なんてすねたこともあったけど
わたしのことを、あんなに褒めて励ましてくれる
家族がいたことにも、あらためて気づき、また感謝でした。



みんなみんな、ありがとう。
よーし、また元気に、がんばってくぞ!