皆さん、お元気ですか。わたしは、元気にしています。
ご無沙汰してしまい、すみませんでした。
今、・・・きっと、みんなそれぞれに、傷ついています。
被災地では、体や暮らしが、大きく傷ついてらっしゃる方達がいますね。
被災地の皆さまには、心からのお見舞いを申し上げます。
本当に、どれほどの悲しみを抱えてらっしゃるかと思います。
地震の時、わたしは自宅のマンションに、4歳の息子と二人でいました。
突然の揺れに驚き、机の下に隠れました。
我が家では、本棚が倒れたことと、冷蔵庫の中のピッチャーが割れたくらいでしたが
本当に怖かったです。
その直後、テレビで知った、被災地の恐ろしい現実。
まさか・・・これが現実の出来事なのかと、今でもなんだか信じられません。
でも、これは現実なんですね。
子どもたちも、大きく傷つき、先週末は、一日中怖がっていました。
食欲もなく、あまり食べず「お腹が痛い」と訴えます。
この状況で・・・月曜日から出勤することが本当に不安でした。
子どもたちと離れることも、辛かった。
そして迎えた月曜日。早朝鳴る電話から「小学校が休校」のお知らせ。
そして、テレビらは「JR運休」のニュース。そして
バイト先に電話しても「どうしても今日は来てもらいたい。」
悩んだ末、わたしは判断しました。
「マンションの友達と、協力しよう。」
すぐ、わたしと同じように、バイトをしているママ友さん二人に連絡を取り
子供同士で、留守番をさせてはどうかと、提案しました。
お互いに、お昼ごはんを持ち寄って、我が家で二人で
留守番をさせることにしたんです。
下の子は、幼稚園へ連れていきました。
電車がないので、車で仕事場に向かいましたが・・・。
街は大渋滞。みんなパニックですよね。
車が全然進まないと思うと、その先にあったのは、ガソリンスタンドへ入る行列でした。
そんなこんなで、不安な気持ちもあったけど
職場で、可愛い子どもたちの笑顔にはとても癒されました。
「あたらしいせんせい~」と言って、かけよって抱きついてくれる子どもたち。
それでも、「じしん、もういや。」と、怖がる子もいました。
わたしは、この子たちに、楽しい時間を過ごさせてあげることが
わたしの仕事なんだな・・・と強く思いました。
そして、仕事が終わり、心配して急いで娘に電話しました。すると・・
「なに?こっちは全然平気だよ!」という、元気な声が返ってきました。
余震もあるのに、子供同士で盛り上がったみたいで
家に帰っても、二人はキャッキャと大騒ぎして楽しく遊んでいたのでした。
そして、ママ友さんと相談して、これから春休みに入るけど
お互い、こうして行き来して、協力して
仕事を乗り切ろうと、約束をしたんです
わたしは、日頃から心がけていることがありました。
「ご近所同士では、もしもの時に支えあえる、人と人の絆をつくっておこう。」
そして、わたしがずっと大切にしていた想いが
今、とても活かされている気がします 。
友達、ご近所同士、悩む時もありました。
このマンションに住んで、もう10年が経とうとしているので
ママ友さんとも、長いお付き合いです。
いろんな人がいて、いろんな個性があるけど
みんな、どの人も、必ず尊敬できる長所を持っています。
悪いところより、いいところを見て、
仲良く助けあって暮らすって、本当に大切だな。って思う。
今、日本は突然の災害に、本当に大変な時期だと思います。
でも、みんなで心をひとつにしてがんばっている「節電」も
こんなに効果が現れると、嬉しいですね
計画停電も、くるくる・・・と構えていますが
我が家は、まだ一回も来ていません。
でも、もちろん、節電を心がけています(^-^)
お店や企業が、これを機会に、ずっとずっと
節電を続けてくれるといいな。
ずっと、星空の見える、都会になってくればいいな。
辛い時こそ、人のあたたかさが心に染みる。
日本中、世界中の人達が、被災地の人に心を向けて
「がんばろう!」って、願ってる。
がんばれじゃなくて、一緒に、がんばろう
ただの小さな主婦の私には、誰かを救えるほどの力はないかもしれない。
でも、できないことなんてない。
きっと、やろうと思えば、なんでもできるはずですよね☆
募金だったり、支援物資だったりも、自分にできる範囲でする。
その上で、 もっと身近にできることがある。
今、目の前にいる家族や友だちを、大切にすること。
いがみ合わず、優しさをかけあうこと。
すれ違う人に、笑顔をかけること。
パニックを起こさず、いつもどおりの暮らしをするよう、心がけること。
誇りをもって、わたしにいただいたお仕事を、心を込めてがんばること。
買いだめはしないように、必要な分だけ買おう。
しばらく、車はお休み。
本当に緊急の時以外は、乗らないことにします。
わたしにできることを、ひとつずつ、見つけていきたいです。
私は、信じてる。
日本の、世界の未来は、きっと明るい。
これから、みんなで、優しさ、思いやりを
これまで以上に、心のなかであたためて大きく外に広げていく時期なんだと思う。
みんなの心がひとつになれば、きっと
できないことなんてない
まだまだ、これからどうなるか、不安も心配もあるけど。
みんなで、支えあって、励まし合って、
きっと、乗り越えていきましょうね。