カルテット製作では、ストラディヴァリのモデルがよく使われます。
ヴァイオリンではガルネリ、チェロではモンタニャーナなど音響的に優れたモデルもありますが
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとオールマイティーで優れているのは、ストラディヴァリです。
そして美的にも非常に素晴らしい木工細工の腕を持ち
クレモナスタイルを確立した偉大なるマエストロなのです。
偉人が名著を残すように、彼も名作を多数残しました。
ありがたいことに、クレモナのヴァイオリン博物館に行けばいつでも実物を間近に見ることが出来ます。
彼の道具や型紙なども残されています。研究本も多数あります。
穴の開くほど作品を見て、本を読んで 偉大なるマエストロを知的探求する。
古きをたずねる事は、新しい作品を創り出すには必要不可欠なのです。
さて実際の作業ですがモデルのアウトラインを形成しています。
まずはヴァイオリンからアウトラインを仕上げました。
左から1stVn表板&裏板、2ndVn裏板&表板
ヴァイオリンのアウトラインを参考にヴィオラを仕上げます。
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