クレモナ カルテット

展示会の楽器たち ~ヴァイオリン~

平成最後の夜は

オイルニスに初挑戦したヴァイオリンのご紹介です。

ご高齢のあるマエストロから秘伝のレシピを教えて頂き

2017年から実験を重ねてきたオイルニス

自分の求める「限りなく透明度があるニス」を作りたくて

ニスも色素もすべて手作りです。

材料費がアルコールニスに比べると割高になりますが、

ストラドの時代はアルコールが非常に高価だったのでオイルが比較的手に入りやすいものだったそうです。

少しだけ実験の様子を写真で紹介します。

 オイルニス製造中

 オイルニス完成

 色素を作りました

音のクオリティーとパワーに定評があり私が好んで作るガルネリ・デル・ジェズモデルの作品にほどこしました。

アルコールニスはおよそひと月の時間がかかりますが、オイルニスは塗る作業が数日で可能なので、時間短縮になります。

質感がアルコールとはまた一味違ったものでぜひ展示会場でご覧になって下さいね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ヴァイオリン」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事