オペラ

　今日でこのブログも１周年です（祝）
ぼちぼちこれからも続けていこうと思います。
オペラといえば歌劇という意味のほかに「仕事・成果・作品」という意味もあります。
さて今日のお題は「イタリア職人のオペラ（＝仕事）」についてです。
最近リビングの家具を大工さんに頼んで作ってもらいました。
しっかりした分厚い板を使って丈夫に、部屋にあう寸法と、色ももちろん自分好みの色に。と夢のようなことが実現されるのですが、一筋縄ではいきません。
　依頼はもちろん、即答でOKしてくれます、が納期は守られる事はまずありません。というのも腕が良くて値段も良心的だと注文が多くて期日までに仕上げるのは無理。
マメに電話をして進行状況を聞き、工房に足を運んで進行過程を確認。常に連絡をとっておかないと忘れられて仕事はどんどん後回しにされます。
そんなんこんなで納期から一ヵ月後に納品されることになりました。
約束の時間になっても現れず待つこと２時間半後にようやく到着。
ここからが驚きました。家具にはまだ取っ手がついていないのです。リビングに家具を入れて周囲の雰囲気を見てから、どの場所にいくつ取っ手をつけるかを決めていくのです。なんと細かい美意識よ！！そしてそのオペラ（＝作品）の素晴らしいこと！！
大工さんもご満悦、私たちも大満足です。めでたし、めでたし
というわけにもいかず、忙しい大工さん請求書をつくる時間もないのか、いまだに請求書持ってきてくれません。再び電話攻撃開始「お支払いしたいのですが」「この次請求書持って行くから」と週１回のやりとりはいまだに続くのでした。