フィティングが届き、まっ先に取りかかったのは
一番気にかかっていたヴィオラです。
サイズが大きいほど確実に深くダークな音が鳴るのですが
今回は依頼でボディーサイズの小さい(40,5cm)
ヴィオラを作ってカルテットに合わせる事に。
小さいサイズで鳴るものを作る事ほど難しいことはありません。
出来る限り深くダークな音がするように横板を工夫する事にしました。
出来上がって早速、三重奏を演奏してみたところ
同じ一本の木から作った甲斐があり、ハーモニーが見事に溶け合います。
音のバランスもとれていてヴィオラいい感じです。
