磨き仕上げをして写真撮影を終え
再び試奏の方々に来てもらって最終調整を行います。
弾き手の意見を聞き
理想の音に近づけるため
弦を色々換えて試してみたり。
駒や魂柱の調整をしたり。
チェロの駒そのうち何が何だか分からなくなり。。。帰宅
夜寝ながら考え
翌朝には新たなアイデアが浮かび
早速試してまた試奏者と相談したり。
時間的余裕を十分取っていたはずだけど
提出日が近づくにつれ焦ってきます。
そうこうしていると
職人仲間が世界中から集まって来ます。
突然の嬉しい来訪と楽器談義に花が咲き
楽器を見たり意見を交換したり。
切磋琢磨できて理想的な時を過ごしているようですが
ふと現実に目を向けると
他の仕事は数週間前から完全にストップ
お客さんからの催促電話にひたすら平謝り
収入は減るし
弦代など出費はどんどん嵩むし
コンクールって大変なんです。
