ブログの更新が滞っておりました。
皆様お変わりありませんか?
3年に一度のトリエンナーレがあり、その表彰式とコンクール展示会
そしてCremonaMusicaという弦楽器のフェアが立て続けにあり大変忙しくしておりました。
そして今週からは世界で一番大きな上海のミュージックメッセが始まります。
まずはトリエンナーレの結果をご覧ください。
【速報】クレモナのトリエンナーレ2024に挑む〜後編〜 / Triennale Competition Awards Ceremony 2024
回を重ねるたびに製作者を鼓舞するコンクールから遠くにいってしまっている印象がありましたが
今回は展示方法が大きく変わり上位入賞者以外の展示が順位順ではなくアルファベット順になり全体の流れが不鮮明となり
ふと
「上手(じょうず)は下手(へた)の手本なり、下手は上手の手本なり」
世阿弥(ぜあみ)の名句が思い浮かびました。
展示順の上手(うわて)と下手(しもて)を私たち職人は細部の細部に至るまで観察し沢山学ぶからです。コンクールの審査員がどのような楽器を好み評価を得たのかフィードバックが乏しいコンクールになりました。
今回挑んだチェロさんと共に記念写真。今後YouTubeで試奏の様子をお伝えしますね!
クレモナムジカではイタリア製作家協会のブースにて装飾バイオリンを1台展示しました。
この時期は世界中から音楽家、楽器ファン、メーカー、ディーラー、などがクレモナを訪れ今年はトリエンナーレも重なり
ここで学び各々の国に帰って何十年ぶりに再会できた仲間たち。
この仕事を続けているからこそまた再会できる喜び、とてもにぎやかなクレモナでした。
アジア諸国からのビジターも多く新しい出会いに期待です!!