月曜日話し合いで、私、父、そして母も言いたいことがあるから・・・と3人で
担当医の話しを聞きに行った。
この時、母はいつもの「だるいこわい・・・」とすでに涙目で
さらに30分以上待たされていたので、具合悪いから・・・と
部屋に一時戻っていた。
見に行ったら病室のベッドで横になってメソメソと泣いていた。
こんな悪い精神状態の母ですよ。なのに、
担当医は(母から)質問されたことについて実にスッパリと解答した。
先生「この病気は治りません」
その前後に精神病の患者さんは、治る人もいるけれど
治らない人もいる。精神病は手術したら治るといった別の病気とは違う。
そういう説明もありましたよ。
先生「こんなもんだと思って(体の具合悪い状態)今後も生きていかなければダメです」
私、内心”あちゃー、、、言っちゃったよ・・・”と思いました。
父からの意見
「体の調子がいいのなら家に戻ってきてもいいのだけど
こんなふうに調子悪いんじゃね。。。家で看きれない」
先生「家に帰っても具合悪いでしょうね~」そう、つらっと言われました。
なんかさ、、、
全然、本人や家族の気持ちを察してくれないんだなぁと思いました。
精神状態悪い人を、よけいに精神状態悪くするなんて・・・。
入院前にも言われていたことなんですよ。
その時も随分、きっぱりと言ってくれるなぁと思ったんだけど。
家族はそれで理解したけれど、母は当時、具合悪くて精神が錯乱していたせいか
はたまた耳が遠いせいか、さらには、理解力が落ちているせいか
この一番核心に触れる部分を理解できていなかったんです。
我々家族も、あえて「死にたい」と言っている人に
自暴自棄になるようなことは伝えなかった。
治らないなりにも、なんとか一筋の光みたいなものがないものか・・・
そんなふうに思っていたんです。
それに、上で言われたこと、本人がちゃんと自分で理解出来れば
少なくとも母はここまで長く入院しなかっただろうし
”年なんだから、こんな体調なんだ。こんなもんなんだ”と受け入れることが出来たら
母の精神病の半分以上は、治っていたと思う。
それが出来ないから、長く入院していたし、具合悪いのに。
案の定、母は、ショックを受け、病室で先に戻っていたんですが
同じ病室の人に慰められていました。
私達の顔を見ると「こんなところにいたって良くならないなら
すぐに家に帰りたい。連れて帰って!」と泣きじゃくって私の服のすそを引っ張りました・・・。
さらに、その日の夜、すごく具合悪くなってしまい
いつもは空アゲなのに、その日は本当に吐いてしまったそうです。
そして、詰め所のベッドで一晩寝たそうです。
おそらくゲーゲーやって、周りの人にもうるさいのと
何度も何度も看護士さんを呼んだから、詰め所のベッドで寝たんでしょう・・・。
精神科医が精神病患者の精神状態をさらに悪くして
どうするんだよ・・・!!!と腹が立ちました。
予想以外に早く退院するかもしれないので、これまた困りました。
もう病院へ戻らないとダメって私も言えませんからねぇ。
あんなふうに先生に言われたら。。。