【12月のクラス内容】

「体内の熱」
12月、新たな年に向けて様々な思いが湧き上がる月ですね。
クラスでは、先日のオープンワークショップの成果をベースに、練習が再開しています。

「体の芯がジワ～っと暖かくて、レッスン前は冷たく感じられた床がかえって気持ちいいですね～。」とは、先日土曜クラス終了後の会話のひとコマ。
　そう、この季節、僕らの稽古場では体を内側から暖め、自らの熱で活性化する練習が始まります。

冬は、種をつくる季節です。
植物が、風雪の中で黙々とエネルギーを高め、新たな開花の時期に向かっていくように、僕ら人間にとっても冬は、集中的に自己の内的エネルギーを育てやすい季節だと思います。そんな季節にふさわしい方向性を体や心に刻むのが、12月のレッスンです。

オイリュトミーは、収縮と拡散をテーマに体と意識の作用を詳しく練習。
ダンスクラスは、重力と身体の関わりから生まれる「力強い動き」の獲得。
基礎クラスは、足腰の強化と背中の柔軟性へ。

どのクラスも共通の課題は「体内の熱」。
体内におけるエネルギーの循環を高める練習を中心に行いながら、ミクロコスモスとしての身体を実感すること。

今月から冬いっぱいかけて、経験者も初心者も共通の重要事項として、ダンスの基本中の基本である「身体感覚の覚醒」のための練習をしたいと思います。
体のコアをじっくりと見つめつつ、己の足場を確かなものにしたいもの。
充実した冬の季節を、一緒に過ごしましょう！

クラス紹介＆参加方法