レッスン報告が続きますが、、、。
きょうはフリークラス「踊り入門」の開講日でした。
このクラスは、自由に参加し、自由に踊る、ということを通じて、心身を緩め、元気になっていただくためのクラスです。
西荻窪に、〈ほびっと村学校〉という、大人のための学び場があり、体のこと、心のこと、衣食住や子育てのことなど、さまざまな知恵を交わしています。その中の「舞踏クラス」として、このクラスを続けています。
感性のおもむくまま、心のままに、体を動かして交感することは、ダンスの原点とも言えます。
感情がグッと湧き上がり思わず体が動くこともあるでしょうし、どうしたら良いかわからず困ってしまうことや、イメージはあるのに体が反応してくれないこもとあると思います、が、それらいずれもが、体との対話体験なのだと僕は思います。
困ること、考えること、解決にむけて動くこと。これらは芸術の核になるものを与えてくれそうな気がしてならないのです。
ある種のスタイルや方法から一旦意識的に離れて、個々の肉体に向き合い直すこと。
一旦、体ひとつの存在として、土や空気や音や言葉や、何よりも自分自身に、関わってゆくこと。
そのような稽古の積み重ねが舞踏の出発点になると僕は考え、このクラスのレッスンを構築しています。
ひとりひとりが、自分自身から出てくる動きを確かに受け止め、どんな動きにも気持ちを込めてゆく、という稽古を積み重ねてゆくことは、全身に心配りが行き届いたしっかりしたダンスに、必ず結びついてゆくと確信します。
このクラスを始めたきっかけは、ポルトガルでのソロ公演を行った時に同時開催した国際ワークショップでの指導経験でした。それは同時に、舞踏なるものと僕個人の関係を探り直すきっかけでもありました。そのあたりのことは、思うこと多々あるので、またいつか書いてみようと思います。
ほびっと村学校・舞踏クラス『踊り入門』、次回は2月4日。
3月からは昼間のレッスンも追加します。毎月第1第3火曜日14:00〜16:00
ぜひ、ご参加ください。
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舞台活動のご案内です。次回公演の日程は1月末までに発表します。
※緊急事態宣言発令期間中は日程や時間を変更して継続活動します。臨時変更や休講など含め、当日情報がある場合はこのブログ最初のページに掲示いたします。しばらくは、ご来場の直前に必ずご確認ください。
※ただいまの期間は、ごく少人数で広く間隔をとった、静かなお稽古となります。ご予約は早めにお願いします。