何より砂漠がまぶしかった。
怪力の傑作「エル・トポ」から23年ぶりの新作が公開されるときいて、予告編を見た。
La Danza de la Realidad
タイトルからして、ワクワクする。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督、83歳。
この人の映画を初めて観たのは20代の頃。ロックやアバンギャルドアートやニューサイエンスが華やかだったが、それらと一線を超えて、いま思えば今現在を予感していたようなシリアスかつ諧謔に満ちたエネルギーを、ホドロフスキーはスクリーンから僕らに放った。そして急速に僕らは世界の新しい変化に投げ込まれた。
彼の映画で、人々は神秘の山に登頂するが、そこには何も無くて唯々笑いだけが込み上げてくる、太陽がギラリと人々を照らす、笑いながら人々は自分の生活に還らざるを得なくなる。というシーンがあった。それに不思議に共感したのを覚えている。
本当の本当は足元の生活のなかにあるんだから、しっかりと現実を生きなきゃね。と、さらりと言われたみたいに感じた。
「ホーリー・マウンテン」と題する作品だった。
この20年あまり、ホドロフスキー監督は、何を感じてきたんだろうか。興味しんしんだ。
怪力の傑作「エル・トポ」から23年ぶりの新作が公開されるときいて、予告編を見た。
La Danza de la Realidad
タイトルからして、ワクワクする。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督、83歳。
この人の映画を初めて観たのは20代の頃。ロックやアバンギャルドアートやニューサイエンスが華やかだったが、それらと一線を超えて、いま思えば今現在を予感していたようなシリアスかつ諧謔に満ちたエネルギーを、ホドロフスキーはスクリーンから僕らに放った。そして急速に僕らは世界の新しい変化に投げ込まれた。
彼の映画で、人々は神秘の山に登頂するが、そこには何も無くて唯々笑いだけが込み上げてくる、太陽がギラリと人々を照らす、笑いながら人々は自分の生活に還らざるを得なくなる。というシーンがあった。それに不思議に共感したのを覚えている。
本当の本当は足元の生活のなかにあるんだから、しっかりと現実を生きなきゃね。と、さらりと言われたみたいに感じた。
「ホーリー・マウンテン」と題する作品だった。
この20年あまり、ホドロフスキー監督は、何を感じてきたんだろうか。興味しんしんだ。