断片7/11

秋公演の企画が詰めに。

稽古やリハはもちろんだが、この時期にやる作業は非常に沢山ある。
当然それらを通じて見えてくるものも沢山ある。
知覚の状態や潜在意識が片っ端から透けて見えてくることもある。
現在を、自分自身を、バラバラに解体して検証しているようでもある。
僕の場合は、踊りは意識的なものばかりでは無い。
無意識や乱れをこそ大切にしたいとも思う。
野性はどこかに眠っている。
たった一挙一動の途中に、なにかが起こる。
無数の衝突が、たとえば一秒の内部に起こり、ワタクシというものが揺らぐ。
オドるトキのなかで、肉体は変容しつづけようとする、そのように感じる。
その変容と一緒に自分自身も変わってゆく。入れ替わるのか。
すべてが、いったん、ばらばらになればよいのに、とも思う。
ばらばらになって、混乱もして、奮い、狂い、沸騰し、
予感が鋭利になって、、、。
そこから、ようやく今回のダンスが始まってゆくかもしれない、と思う。

これから、、、。


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※まもなく次回公演の詳細を発表します。ぜひ、ご注目ください。

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