櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

◉新作ダンス公演2024年7/13〜14 ◉コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

アーサー・C・クラークよ・・・

2008-03-24 | アート・音楽・その他
アーサー・C・クラーク氏が逝去されたことを知ったのは数日前のことだ。3/19スリランカで。

宇宙もやはり生きた存在である、と感じることが出来るのは、もしかすると氏とキューブリックによる映画「2001年宇宙の旅」があったからかもしれない。

亡父に連れられて観た。初めての巨大スクリーン。初めてのインナートリップでもあった。宇宙飛行士が、世の果てで自らの胎動を見る。遠い宇宙の話に出会い、内側への旅もまた始まった。僕も子どもに見せるならこれだ。

「宇」は時の流れ、「宙」は方位のひろがり。その中心たる「私」もまた、果てなく広がる時軸/場所だ。堂々たるを意志すべし。

氏が見つめようとした「未来」に、すでに生きている私。実社会は揺らいでいる。幼年期を一歩出ようとしている揺らぎか。2001当事者。ここに、どう立つか・・・。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 公演決定!! | トップ | weekend夜想 »
最新の画像もっと見る

アート・音楽・その他」カテゴリの最新記事