読売新聞・4月に掲載された評を送っていただきました。
ソロ『サイレント シグナルズ』、(2015年3月plan-B公演)について。
文章は、阿部公彦さんです。
地の底から、、、という一節にドキッとしました。
僕にとってダンスは着地の連続。あるいは墜落、崩落、再起。
身体に「地」という響きが、実感として重なってくるとき、身体は何かを失い、かつ、何かを孕まされたような感覚に陥ります。
それは、一体何を意味しているのでしょうか、。
自身はごく最近になってやっと「地」という言葉が浮かんだのに、見える方には見えていたんだなあと。
まさに形以前のまどろみであった何かから、鮮明な言葉へ。
踊り、写真、詩。
それらをやわらかく結びつけてゆく言葉の爽風。
評者の阿部公彦さんには『即興文学のつくり方』(松柏社)や『詩的思考のめざめ: 心と言葉にほんとうは起きていること』(東京大学出版会)などのご著書、ご翻訳ではマラマッドの『魔法の樽』(岩波文庫)などのご本があります。氏の言葉は、真っ直ぐに読み手の胸に飛び込んできます。
感謝します。
11/7~8上演!
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