僕らの生は、いまいかに活き活かされ、生じて、いるのだろう。
僕らの意思は、どこに向かって飛び、どこに着地しようとしているのだろう。
僕らの想像力は、いかなる場所に、いかなる力の拡がりを、果たしているのだろう。
長く続くコロナ禍のなかで、
いつしか異常事態が日常になった暮らしのなかで、
そのようなことを、たびたび考え思うようになった。
そのようなことを、考え思い直さずにはいられないような状態に、
生活というものが、変化しはじめたのかもしれない。
グラッグラと、価値の根っこが、
いま、揺れているのかもしれない。
(メモ2021)
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Stage info. 櫻井郁也/十字舎房:公式Webサイト
ただいま前回ダンス公演(2021年7月)の記録をご紹介しております。次回公演情報は、いましばらくお待ちください。