もう緑の季節になったけれど、まだ記憶には桜がある。あの花は、いや、あの色は、もしかしたら身体の根深いところに血を通わせ直すような力をもっているのだろうか。あらわれと喪失が一つになったような、あの色。
ピンクの色は植物の精の色ではないか、そしてそれは赤ちゃんの肌の色でもあるのではないか、という、志村ふくみ先生の言葉がある。
また、この言葉に重なる、もう一つの言葉がある。
色は光の受苦、というこれはゲーテだ。
いづれも春のたび響き、忘れられない。
さて僕は、あと何回、春を感じることができるのだろうか。
いつしかそんな思考が芽生えていることに気づく。
なぜか、樹々の産む色の変化がそんなことを思わせるみたい。
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info.
ステージ※次回公演は、7月29日(土)〜30日(日)に行います。
レッスン
ピンクの色は植物の精の色ではないか、そしてそれは赤ちゃんの肌の色でもあるのではないか、という、志村ふくみ先生の言葉がある。
また、この言葉に重なる、もう一つの言葉がある。
色は光の受苦、というこれはゲーテだ。
いづれも春のたび響き、忘れられない。
さて僕は、あと何回、春を感じることができるのだろうか。
いつしかそんな思考が芽生えていることに気づく。
なぜか、樹々の産む色の変化がそんなことを思わせるみたい。
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