櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

◉新作ダンス公演2024年7/13〜14 ◉コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

なにかが壊れるチカラ、なにかを生もうとするチカラ、、、:櫻井郁也・新作ダンス公演(11/9〜10)プロセス

2019-10-26 | 公演写真&記録(国内) dance works in JP(photo etc)

 

 

一瞬の、めまいのなかで、、、

全身がばらばらに解体される。

 

ダンスによって、そんな感覚に落ちることがある。

はげしく集中しているときだ。

ゆるい身体の状態で特別な体験や想像力の飛躍が起こったことは、ない。

 

哲学の人は純粋経験とかいうのだろうか。

意味がわかる直前の一瞬の、めまいのなかで、落ちる、ということがあるのだと思う。

 

それは自分の中身の一部が壊れる瞬間なのかもしれない。

同時に、何かを生むチカラにも関係があるのかもしれない。

なにかが壊れるチカラ、なにかを生もうとするチカラ。

そういうチカラの相乗作用が、解体されるような感覚を呼ぶのかもしれない。

 

踊る体、というのは、自分というものを破って、外部にかぎりなく近づこうとするのかもしれない。

 

ばらばらに解体されそうな、としか僕には言い表し方がみつからないのだが、ある種の状態のなかで、

「踊り」というものが、身体を、その持ち主とは異なる何かにコネクトしようとするのだろうか。

 

あるものがなくなり、ないものが、あらわれる。

そのような、自然界の物理が、神経や血液や骨にあらためて感覚されるのかもしれない。

 

踊りには自己表現の要素もあるけれど、

ナニカとひとつになってゆく、結びついてゆこうとする、

ということのほうが踊りならではの出来事なのではないか。

と最近は思う。どうだろうか、、、。

 

(稽古日誌、10/25より:櫻井郁也)

 

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秋の本公演 Next performance

櫻井郁也ダンスソロ最新作《沈黙ヨリ轟ク

11/9〜10:公式webサイト

東京・中野 plan-B

チケット予約、くわしい内容など、上記LINKより。

お早めにお申込みください!

 

SAKURAI IKUYA DANCE SOLO 2019

"Distant Cry" 9th-10th Nov.

detail and ticket information is abalable on the LINK

 

 

 

レッスン&ワークショップ 

櫻井郁也ダンスクラス 参加要項 

(からだづくり、コンテンポラリー、舞踏、オイリュトミー)

 

 
 

 

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