白い絵をみている。
牛の骨と白薔薇の花が画面一杯に描かれている。
背景もまた白い。
骨には微かな裂け目があり、
そのなかには奥深い闇が広がっている。
そこに物音はなく、
あらゆるものが、充満している。
骨も花も、それらを描いた絵も、
白も闇も、
ただただそこにあるだけなのだが、
それらを見つめていると、
むしろ、それらに見つめられているように、おもえてくる。
(『夜』2017 作品ノートより/櫻井郁也)
写真は『器官なき身体』(2010)から。タイトルのままアントナン・アルトーのいくつかの言葉との対話として踊った。このあとに震災があった。
これまでの舞台写真はコチラです。←click
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★関連記事(舞台写真、制作記録など)
牛の骨と白薔薇の花が画面一杯に描かれている。
背景もまた白い。
骨には微かな裂け目があり、
そのなかには奥深い闇が広がっている。
そこに物音はなく、
あらゆるものが、充満している。
骨も花も、それらを描いた絵も、
白も闇も、
ただただそこにあるだけなのだが、
それらを見つめていると、
むしろ、それらに見つめられているように、おもえてくる。
(『夜』2017 作品ノートより/櫻井郁也)
写真は『器官なき身体』(2010)から。タイトルのままアントナン・アルトーのいくつかの言葉との対話として踊った。このあとに震災があった。
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