夜、風呂から上がると紫衣と蘭丸が一緒に寝ていた。
一見、仲良さそうな猫団子。
いつもの私なら「蘭ちゃんと紫衣ちゃん猫団子になってる〜♪」と一人キャッキャしていただろう。
しかしこの日はそうでは無かった…。
蘭丸の下にある湯たんぽ。
実はこれ、最初にこの上にいたのは紫衣なのである。
更に、ここで寝ていたのは紫衣だけで蘭丸は居なかった。
他の場所(そこにも湯たんぽは用意していた)にいたはずの蘭丸がいつの間にか紫衣が寝ていたソファーへ移動。
しかも湯たんぽを奪っているではないか…!
そんな経緯を踏まえて…の、猫団子である。