リアルで会ってる一部の人には少し話していましたが、
7月末に父が亡くなり、先日の日曜に四十九日法要が終わりました。
家族葬にして七日ごとの法要も身内のみとはいえ、十数人集まると疲れますね。
それに付け加え真夏ですからね…礼服が暑い。
アレコレしている内にあっという間に一か月半が過ぎて行きました。
やっとひと段落といったところです。
…が、やっぱ疲れが残ってる。
体力ないもんで。
今年5月にステージ4の肺癌だと知らされ4ヶ月と余命宣告。
その時点で母や本人はどう思ってるかは知らないけど私としては悲しいとかいう感情は特になく。
「もうダメかも」って21時頃連絡を受けて実家に駆け付けた時には
既に亡くなっていて、お医者さんが死亡確認をとった後でした。
その後お医者さんと死亡診断書の件を、看護師さんに着替えや身体を拭いてもらい
お寺に連絡して、葬儀屋に連絡して…まあ夜中までかかるよね。
一旦自宅に帰ったのは空が明るくなってきてからでした。
シャワー浴びて猫たちの朝ごはんして少し仮眠とって実家へ行き通夜(日曜)→夜中帰宅。
翌日、朝一で実家へ向かい告別式(月曜)→夜中帰宅。
その翌日、通常通り出勤(火曜)
うちの会社、忌引き何日あったっけ?と思いつつ日曜は休みなので
告別式当日の朝に会社に電話して葬式で休む旨と忌引き何日ですか?と尋ねたら
「亡くなった日から起算して3日」と言われた。
もう少し休みくれよ…。
兄と妹に「私、明日から仕事…」って言ったら「マジか。こっちは今週いっぱい忌引きやで」と。
なんて良心的な会社。
ウチの会社マジで見直してくれんか…。
じゃあ、諸々後の手続き頼むわーと。
この週はマジで疲れピークでやばかった。
出勤して個人の香典は全てお断りしてたら
当然のように「お疲れが出ませんように」って言われるやん?
「いや、マジしんどいです。めっちゃ疲れてます。帰りたいです」って素で即答してしまうくらい疲れてた。
年内はあと百箇日法要のみです。
が…日程見たらライブ2days行った翌日。
え、うそやん。絶対一日寝てたい日やん…と。
いやいやそこはライブ充填パワーで乗り切らねば。
さて、法要といえばお坊さんにお経をあげてもらう訳ですが
実家の裏がお寺で小さいころから知ってる住職さんにお願いしました。
亡くなった時にあげる枕経から。
お経の後のいわゆる「説教」がとても面白い。
お経に書かれている内容を分かりやすく説明してくれたり
正しくあるために10個のしない事(十善戒)の説明や
(不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見)
通夜は「今知った。今駆け付けた」という事で本来普段着でよいことや
(なのでウチは通夜は全員普段着のままで来てもらいました)
仏さんになって天国に行くまでに通過する場所(真言宗)や
それは宗教によって亡くなった時点で天国に行く(浄土真宗)考え方や
葬式の後、式場でもらう塩がどういう意味があるのかとか
お釈迦さんは何をした人かとか
弥勒菩薩の話から西遊記の話になったり
地蔵菩薩の話から日本昔話の笠地蔵の話になり正月に飾る鏡餅はどう意味かとか
死装束は何故着物を右左反対に着せるのかとか
他にも沢山お話を聞いて小学生や中学生の姪っ子・甥っ子達も興味津々で
毎週飽きずに話を聞いていました。
先代の住職の時はここまでお経に関する色んな話は無かったんやけど
息子さんに住職が代替わりしてから増えたなぁーと。
最近の子たちは「お経」にふれる機会はないと思うので貴重な時間だったのでは。
自分は小学生の頃(6年間)夏休み中は毎日ラジオ体操の後、
お寺で座禅して般若心経をあげるのが日課だったので「お経」自体は馴染みがあるもの。
でも「お経」の中身も事を知る機会はなかなか無いので大人の自分にとっても貴重な時間でした。
ま、そんな感じでひと段落ついたよーっていう報告でした。
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