乱鶯…夏ごろまでさえずっているウグイスのこと
20160415
劇団☆新感線
いのうえ歌舞伎《黒》
『乱鶯』
＠梅田芸術劇場
季節外れの鶯一羽。帰る巣など在るはずも無し。
［あらすじ］
鶯の十三郎＜古田新太＞は盗賊の頭ながら、人を殺めず、盗られて困る者からは決して盗まないことで、その名を知られていた。
しかし悪事を企む北町奉行所の与力、黒部源四郎＜大谷亮介＞の差し金もあり、子分に裏切られて一味は皆殺しの目に遭ってしまう。
十三郎自身も瀕死の傷を負うが、その命を救ったのが幕府目付の小橋貞右衛門＜山本亨＞と、居酒屋鶴田屋を営む勘助＜粟根まこと＞お加代＜稲森いずみ＞夫婦だった。
それから七年。
勘助を病で亡くした後、ひとりになったお加代を助けて十三郎は板前の源三郎と名乗り鶴田屋を繁盛させていた。
そこに現れたのが火縄の砂吉＜橋本じゅん＞という盗賊を追っているという御先手組組頭の小橋勝之助＜大東駿介＞。
勝之助が自分の命の恩人・貞右衛門の息子であることを知った十三郎は、彼に手柄を立てさせようと、砂吉が大店で押し込み強盗を企てている情報をつかみ、男まさりの女将のお幸＜高田聖子＞や女中のおりつ＜清水くるみ＞が働く大店の呉服屋・丹下屋に自ら潜入することを思いつく…。
―――――
観てきましたよ。
９列目♪
とても見やすい良席でド迫力のセットから目が離せない殺陣、そして笑いと涙あり…。
今回の《黒》は甘くない。
ビターな大人の本格時代劇。
まさかの展開に、息を呑むラスト。
この日、音響トラブルがあって開演が遅れたものの
一幕１時間10分、休憩25分、二幕２時間の約４時間。
がっつり集中して観れました。
ガチでかっこ良かった！
音楽も暴れん坊将軍的な感じで、お客さんもいつもより年齢層高かったような（笑）
劇団☆新感線は毎回タイトルロゴがかっこいい。
今回は、十三郎が持つ槍の切先が鶯の文字と同化しているところ。
自然すぎて見逃しそうだけど。
そういう所も見所だと思う。
特大パネル。
全体を撮ろうにも赤線の中でって、うーん無理がある（笑）
はぁ～～…それにしてもホント良かった。
劇団☆新感線
『乱鶯』
大阪公演＠梅田芸術劇場 メインホール
4/13（水）～4/30（日）
鶯まんじゅう、大阪でも販売してほしかったです…。
お土産に欲しかったな。
↑ポチッと応援ヨロシクです。
