Cait Sith Underground

psychedelic chaos -Cait Sith-

猫たちの日常★Cait Sithの創作

想像するという事

2021年06月11日 | cat life
詳しい経緯は知らない。
ざっくりした内容を聞いて最後の言葉で違和感が残った。
その言葉に引っかかったり疑問を抱いたりするのは自分の興味のあるジャンルだから。
もしくは生活の一部だから。
何の接点もなかったり興味のない内容だったら流していたのかもしれない。

相手にこうであってほしいと無意識に理想を求めるのは良くないと頭ではわかっている。
でも、こうであってほしいと願うのは「猫」が絡む内容だったから。

あれはした?
これはした?
こういう事は試した?
書き出したらキリがないくらい次々と頭に出てくる言葉。
でも今更、何を書いても責めるかたちになってしまいそうで傍観するしかなかった。

数時間モヤモヤしながら色々想像して考えた。
きっと今までに心を痛めて後悔して色んな事を思ったに違いない。
ありとあらゆる事をしたに違いない。
それでも現状は変わらなかったのかもしれない。
そんな事を話す気力もなかったと思うし
それをわざわざ言う必要もなかったかもしれない。
多分言葉を選んで話したと思う。

ただ引っかかったのは話した内容の最後に出てきた言葉。
「今めっちゃ寂しいから猫欲しくって」
何気なしに言った言葉に悪気はなかっただろう。
猫が脱走して今家に猫がいない。
寂しいから猫が欲しい。
本心なんだろう。
何気なしに言った言葉にその人の本質が現れるのも事実だろう。
猫は寂しさを埋める道具じゃない。
猫と暮らす理由は人それぞれ。
だから寂しくてって理由でもいいのかもしれない。
その言葉に引っかかったのは、戻ってきてほしいって言葉がなかったから。
脱走させてしまったのが一年半前の出来事だからだろうか。
たまたまその時には言わなかっただけで戻ってきてほしい気持ちはきっとあるんだろう。
「猫脱走→近所探して見つからない→寂しい→猫欲しい」
モヤモヤの原因、単純化してしまった話の流れに自分なりに想像を付け足す。

…本当ニソウナノカ?

結局、想像は想像でしかない。
自分を納得させる理由を探しているだけ。
事実確認は出来ないし相手からすると私が納得しようがなかろうが関係ない話。
これはあるトーク配信で話された内容。
私は知り合いではないし一方的に私が知っているだけ。視聴者の一人。
「猫ちゃん残念ですね」「良い人に拾われて元気でいるといいですね」「次も保護猫?」
多数の流れてくるコメントを読みながらそこにも違和感があり、何も言えず書けずでした。
違和感は自分の感覚や基準と違うからで、だからと言ってそれが正しいとは限らない。
根本的に考え方の違いはどうしようもない部分。
だから悪い方へ想像はしたくない。
そう思いながらも違和感に気持ち悪くなって手が震えて何とか飲み込もうとした。



願うのは、その子が無事に見つかりますように。






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