こんばんは。
今夜はブログ登録と同時に何件も記事を書いているよ。
生きる事は楽しいですか?
それとも、苦しいですか?
僕はね、正直生きる事が苦しい。とはいえ、意外と楽しい事もある。
いやいや、しかし生きる事は苦しい。例えて言うと、苦の地面に立っていて、
歩くたびに生きる気力が吸い込まれていくのに、それでも生きる事を課されているような、そんな具合に。
昔は、生きる事が苦しいのは、自分の努力が足りないからだ、と自分を否定していた。
その当時一緒にいた友人は盛んに、自分達と異なる世代の批判をしていたような記憶がある。老人を老害と言い、自分より若干若い特定の世代をゆとりと言っていた。要するに、自分が苦労しているのはそいつらのせいというわけだ。
ま、それが真実かどうかはさておき、他人のせいにしていられるうちは良いさ。
表面的には、社会が国が、老人が、後輩が、自分の経済状況が、家族が・・・そんな事柄が自身の苦しみに対する理由として浮かんでくるかもしれない。
けれども、それは本質的な苦の原因ではないと思う。なんというか、自分が気づいた事は、苦が人生の根底にあって、普段その事を直視する事が難しいけれど、なんらかの外的な要因によって、その根底にある苦が顔を表していると言う事だ。だから、そういった出来事をきっかけになった出来事を苦の原因と取り違えているに過ぎないのだと思う。
苦というのは常に自分の生の根底に流れていて、自分はその上にもがいている。
楽になりたい。けれど、自分には死ぬ気力はないだろうし、かといってそういった苦から目をそらすしてくれるようなファンタスティックに依存できるエンターテイメントはないように思う。
生きる事は苦しい。生きていたからといって自分には何もできる事がない。
ただただ、その日をやり過ごす事しかできない。
それでも、生きていかなければいけない。
自分の思いや願望とは無関係にひたすら生きていかなければいけない。
人生とはままならない。