さすがにこれほど
「何も無い」という状態には
できないのでしょうが…
それにしても
片付けるのは難しいなぁと感じています。
最近読んだ本は
曹洞宗のお坊さんの書いた本。
片付けのことにも触れ、
「モノへの執着」の表れが
片付けられないという状態として現れると
しておられました。
「執着」といえば執着なのでしょうが、
確かにモノと一緒にある思い出まで
捨ててしまうような気がして
捨てるのに躊躇してしまいますよね。
思い出は美しいのですが。
モノを捨てられないことで
過去の思い出にも執着してしまい
「今」を大切にするという視点が抜けてしまう
危険性があることも知っておく必要がありそう。
別の本には
「節目を作る」という話が
紹介されていました。
こちらは70歳定年を見越した
キャリアアップについて書かれた本。
従来のように
同じ会社でずっとお世話になるということが
難しくなっている今日にあって
自分のキャリアに意図的な節目を作り
新たな方向性を考えておく必要がある、とのこと。
また、それとは別に
いくつになっても「学び続けること」で
変化に柔軟に対応できる素地を整えておくことの
必要性についても述べられていました。
「節目を作る」というと
「仕事を変える」というような
大掛かりなことを考えがちですが。
冒頭に書いたような
「モノの整理をする」というのも
一つの節目作りになるのかなと思いました。
モノ自体を捨ててしまったとしても
思い出が頭の中から
消えてしまうわけではない。
また、
転職のような大きなことをしなくても
モノを捨てること自体に
過去への執着を捨てるという効果があり
それが自分の節目を作ることにもつながる。
今日の午後は
片付けの時間にしようかなと
考えていたりします。