武豊さんの方が先に「A.R.E.」を
地方の園田競馬場(兵庫県)で成し遂げ、
続いて本家本元の阪神タイガースが
「A.R.E.」を成し遂げる。
忙しい9月中旬になっていますね。
(園田競馬場の記事はこのブログの終盤に)
昨日は昨日で、藤井七冠が
唯一持っていない王座戦で1つ勝ち
一勝一敗の五分に戻したというのですが…
びっくりしたのはその対局。
相手の永瀬王座は100手(対局の中盤)くらいまでは
AIの考える最善手を打ち続けていたんですね。
AIも
途中は少しだけ永瀬王座の方に
戦局が有利になったと予想していました。
そんな相手にも勝つ、というところが
藤井七冠の恐ろしいところなのですが、
この対局には興味深い教訓があるように思います。
最善を出し続けても負ける時がある
最善を出し続けなくても勝つことがある
冒頭の武豊さんの競馬。
条件に見合うジョッキーだけが出場できる大会で
11着・1着・5着となり
総合成績で優勝したのだそうです。
最初の11着は
「最善」でもなんでもないのは
素人目にも明らかなこと。
それでも優勝、いや「A.R.E.」するのだから
すごいこと。
タイガースは今シーズン、
確かに連勝が多く連敗が少ないという
理想的な形ではありました。
それでも、デッドボールによる怪我などで
レギュラー選手が離脱するなど
万全の体制とはいえませんでした。
それでも「A.R.E.」
ということなので…
「これで本当に大丈夫だろうか」
「もっと良い方法があるんじゃないだろうか」などなど
最善手を考えすぎて何もしないよりは
「今はこれで行こう!」と
とりあえず手を打っておいて、
その反応から新たな一手を考えた方が
総合的に私たちの目的とするものに
近づきやすいのではないか、と思ったりしたのです。
今日は週末の金曜日。
今、考えられる一手を打ち
良い休日を迎えましょうね!