夜行バス ガサゴソ動く君の影
眠れぬ夜も夏の思い出
懐かしき街を我が子とふたり行く
まさかあの日は思いもしない
亡き親の墓前に伝う 子の成長
会わせたかったと視界がにじむ
もう二度と訪ねることのない駅で
君との時間 心にしまう
また行こう、楽しかったと笑う君
それが何より父のしあわせ
道すがら 名も知らぬ木の枝にさえ
生命が宿る若葉の息吹き
雨の朝 滅入る心の通勤も
木々の梢にやさしい恵み
青い空 何かおしゃべりしてるよう
すずめさえずる おだやかな午後
根を下ろし 年毎に咲く満開の
桜の下で 歳月想ふ
お父さん 呼ばれて目覚め振り向けば
寝息の息子 なんだ寝言か
いつの日か懐かしくなる この時の
君の寝息が君の寝顔が
七時だよ 耳元そっと起こしても
寝返り打って 「無理」と息子は
恥ずかしく思う日までは このままと
君のその手と吾の手をつなぐ
この年も 心ときめき迎えたる
息子とふたり 開幕の日を
降る雨に 負けじと声を高らかに
勝利を信ず 万博の空
彼の年の 負けを重ねた日々よりも
輝いてゆけ ガンバ大阪
さて、そろそろ、
短歌に挑戦しようと思います。
ただ、
歌を書いたときに、
「これはこういう時にこういう気持ちで」
なんてことは書きたくないので、
歌だけから想いを汲みとっていただければ、
と思います。
短歌のルール(あるのか?)も知らないし、
作法が誤っていたりもするかもしれません。
だって、
俵万智さんに影響された、
ただそれだけですから。
5、7、5、7、7。
それだけの言葉で、
気持ちがどれだけ表せるのか、
そう、ある意味での挑戦です。
実は、ここまで、
楽しみながらも
かなり苦しんでいます。
いったいどんな歌が
出てくるのでしょうか。
この
「短歌…かな?」カテゴリーでは、
その時々に自由に考えた歌を
テキトーにタイトルつけていきます。
ま、
書いてみなきゃ上手くなんねぇし、
やるだけやってみっぺ(*^_^*)
例によって不定期投稿ですが(^_^;)