おかげさまで、無事、母の49日もすぎ・・
私も精神的にほぼ、日常のレベルにもどりつつあるかな。
父の故郷、尾道にある先祖の墓で
やっと父と一緒に眠ることができて
母もあっちでそろそろ落ち着いたころでしょう。
これは先祖代々お世話になっている尾道の円廣寺さん。
ここにお参りするのもほんとうにひさしぶり。
母が元気だったころ、よく一緒に父のお参りに来たなぁ。
真言宗の古いお寺で、今は檀家が少なくなってしまったそうだけど
渋くて風情のある、いい感じのお寺です。
お墓までは、尾道らしい坂道を登って、のぼって・・・
尾道とはいっても、そうとう田舎なんだけど
しまなみ海道ができて、周辺もすっかり近代化して
昔の面影はなく、すっかり市街地になっていておどろきました☆
これからは、また
母に会いに、たびたび帰ることになるでしょう。
今になっても、悔やまれるのは
母の体の変化にもっと早く気づいて
なんとかしてやれなかったか、ということ。
人間の体には寿命があるんだから
いずれは機能しなくなって廃車☆というのはしかたない。
けど、母のように長いこと寝たきりで
ずっと病院のベッドの上で過ごして・・・というのは
ほんとうに見ているだけでも切ないし
嚥下の訓練とか、リハビリとか・・・
もっと何か具体的に力になることをしてやれなかったかと
思い出すとあれこれ、後悔の念ばかりが浮かんでくる。
もし自分だったら、
そんな状況、きっと耐えられないだろうなぁ。。
やっぱり、ほんとうに健康は大事。
あらためて真面目に考えなきゃ、と思った。
もちろん、検診もいかなきゃダメだけど
それ以前に、毎日の食べ物。
動脈硬化になり、脳梗塞になり・・・
で、悪化していった母だけに、もし食生活がもっとよければ
おそらくもうちょっとがんばれたんじゃないか・・・
これは反面教師にして
自分も、周りのひとも
たべものから健康を維持できるように
コツコツ積み重ねていかなければ。
食にかかわる仕事についているのも何かの縁?かも、ですね。
健康でいることは
まず、幸せの基本。
大事にしないと、と再確認しました。
こう思うのもおそらく
母が私に、そう願っているからだろうなぁ・・・
と、思います。
幸せに逝かれたと思います。気持ちは通じています。介護は、心でするもの。大好きなお母様の願いを受け継いで、頑張って下さいね。