久々の野球観戦

埼玉西武ライオンズが所沢に本拠をかまえてからの熱狂的なファンである私たち夫婦は、毎年数多くの試合を現地観戦してきました。
過去には年間最高37試合も観戦しに行ったことがあります。

そんな私たち夫婦でもバックネット裏（ボックスシート）は特別な席です。
以前妻が勤めていたラーメン屋さんが仕入れていた製麺屋さんが、ボックスシートの年間契約をしていて、年に３～４回くらいチケットが回ってきました。
その製麺屋さんとも取り引きがなくなり、ラーメン屋さんを妻が辞めてからは、スポニチのライオンズ・オンラインサポーターズでの抽選に当たらないとボックスシートのチケットは手に入らなくなりました。

そして今年、念願のボックスシートのチケットが手に入りました。



昨年は８ヶ月半の入院生活で１度も球場観戦できなかった私たち夫婦。
友人２人を招待して久々の球場観戦を楽しみました。



しかし昨年の入院生活中に左足を切断した私にとっては、義足をつけて杖をついているものの、急な段差の階段に四苦八苦しました。



左足を切断する前はさほど気にしなかった急階段でしたが、身体障害者になって改めて球場のバリアフリー化がなされていないんだと痛恨の衝撃を覚えました。

入場口からの通路は大事な友人が車椅子を押してくれました。
座席への階段も何とか降りれました。

でもトイレに行きたくなり座席を離れて急階段を上り下りするのは、とても怖くて疲れました。

結局途中からは大事な友人に肩を背負ってもらい急階段の上り下りをしました。
大事な大事な友人に感謝です。

今まで何とも思っていなかった日常生活ですが、身体障害者になった今は非常に困難です。

６月24日にはパーティーテラスという座席を確保してあります。



野球観戦は楽しいですが、いろいろと不便です。
現状で西武プリンスドームの車椅子席は最上部の恵まれない場所にあります。
希望としては指定席Ｂの最前列に新たな車椅子席を設置してもらいたいものです。

そんな環境ですから、これからは野球場観戦より、自宅でのＪ:ＣＯＭ（ケーブルテレビ）観戦が主流になるでしょう。

あぁ恋しや西武プリンスドーム・・・。