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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「星やどりの声」朝井リョウ

若き直木賞作家の朝井氏の2011年初版のデビュー3作目となる「星やどりの声」。

「ラスト10ページで溢れる涙・・・感動の家族小説」と帯のコメントが目立つが・・・?

歳のせいか?思いっきり涙もろくなったにも関わらず、全然涙が溢れてこない・・・おいおいどうした。感動というよりも、とにかく若いなぁ~というのがファーストインプレッション。朝井氏よ、ホント若かったねぇ~。そんな作品だ。

朝井氏は才能あるのだろう?それは認める。でも、この頃はそんな自分に酔いしれている感が強過ぎる。
はっきり言って、くさい!
自分が17歳の頃に読んだのであればありかもしれない。でも、30歳以上が読んだら至る所、思わず恥ずかしくなるような臭い表現がドンドンでてくる。まさに書き手が酔いしれているという感じだ。

早くにお父さんを亡くした、三男三女の兄妹の感動ストーリー・・・のはずだが、とにかく40歳オ-バーのオジさんにはキツ過ぎっ。

繰り返すが、若い人にはホントおススメだ。
お父さん的には、ジーンとくるところ一杯あるんだけど。何だろう~とにかくくさ過ぎなんだよなぁ~。まっ、若いっていいことだけどね。才能ある書き手のこれぞ初期作って感じ・・・これはこれで必要な段階なのかもしれないね。

っということで、順番完全に逆だけど、続いてデビュー作の「桐島、部活やめるってよ」をようやく手にした・・・さて、満を持して?今更?初版本買って数年・・・とうとう読んでみるか。

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