しかし、朝から小雪舞う寒さ・・・これは被災された方々にとってホント厳しいことだろう?
いやぁ〜ホント寒〜い。富山と言えば白海老、寒鰤はじめ美味い海の幸はいくらでもあるが、こう〜寒いと温かいものが欲しくなる。っとなればここしかないっ!
決して全国区ではないのだが、富山では知らぬ人はいないと言うほどの超人気店なのが「糸庄 本店」だ。年中長蛇の列当たり前だが、特に寒い冬にはたまらないのだ。
それが名物の「もつ煮込みうどん」だ!煮込みうどんのメニューは色々あるのだが、どうだろう9割方はこれ選んでるんじゃない?それ程の人気度なのだ。
自分も迷わず玉子入りのもつ煮込みうどんに決定!もう〜流れ作業のようにガンガン煮込んでいく・・・見てよぉ〜売りのモツがてんこ盛りだもんね。
待つこと10分ちょっとかな?とんでもなくグツグツ熱々状態で着丼!おぉ〜間違いなく温まるだろう。改めて見ても、海老天、赤巻、玉子、モツなど具材充実していてこれでたった1100円ってめちゃくちゃコスパ良くない?
グツグツがおさまったところで早速頂こう!まずは肝心のうどんからだ。これがモチモチで美味いのだ。熱すぎるからツルツルと豪快に啜ることできないのが残念だが、実に喉コシもよいし、コシもしっかりしていてレベル高いうどんと言える。
っと感心していたらこのうどんって、手延べ・手打ちの伝統技が詰まった海津屋の氷見うどんを使用してるんだってね。そりゃ〜美味いはずだ。
名古屋の味噌煮込みにも蒲鉾は必須と言えるが、ここ富山ではお隣の金澤おでんの象徴とも言える赤巻きが鎮座。あれっ今まで気づかなかったなぁ〜。茶系ばかりなのでビジュアル的にアクセントになってより美味そうに見えるよね。
更に、海老天あるとないとでは全然違う。やはり海老天加わるだけど贅沢感が一気にアップするもんね。そして、煮込みうどんに合うんだよなぁ〜。美味い!
そして、忘れてはいけないのがもつだ!残念ながら牛ではなく豚ということだが、国産のみを使用し、こだわりのタレでじっくり煮込んだだけにプリプリなのにすごく柔らか〜い。ゴムっぽいような硬さはまるでないんだよねぇ〜。
出来ればモツ大盛りにしたいのだが、すごいスピードの流れ作業でドンドン鍋準備されていくだけに、メニュー以外のカスタマイズは全くできないってのがホント歯がゆい?
愛知県民の自分にとって煮込みうどんとなると、もう〜身体が濃厚味噌味を勝手にイメージしてしまうが、ここは富山!当然同じ味噌でも創業昭和47年の煮込みうどん専門店のスープは4種類の魚介と北海道産昆布出汁ベースの味噌ニンニク!全く違う味と言える。
こちらの方が確かにモツとの相性はバッチリ!赤味噌じゃ〜味濃すぎて負けちゃうもんね。うどんもモツも引き立てるスープと言える。
いやぁ〜食ったぁ〜。腹の芯からホカホカだ。こんな寒い日にはたまらんね。こんな小雪舞う寒風の中、実は↑画像の右側には20人ほどの列ができているのだ。雪の中だよ。
でもね、そんな中で待っても食いたいって気持ちわかるんだよ。これぞっ富山市民のソウルフードの1つと言われる糸庄のもつ煮込みうどんの魅力なんだよねぇ〜。
こういうローカルグルメって大好き!決してB級でもなく王道だからね。あぁ〜満足。ご馳走様でした。
#富山グルメ