なんとなく朝晩が涼しくなってきてようやく待望の秋の気配・・・・っとなるとラーメンもいいなぁ〜?北陸くるとどうしても鮮魚かご当地グルメになりがちだが、どの県にも美味いラーメン店はしっかりと存在している。
時間的に福井市街へはランチタイムに間に合わないため、北陸道を途中降り、敦賀市街へ。
ここ敦賀には福井を代表するラーメン店の1つ大人気の「中華そば 一力」がある。何せあのミシュランプレート獲得店だからね。
とにかくここもこだわり度半端ない。北海道の横山製粉の小麦「穂の力」に「豚・鶏(肉・骨・脂)は国産100%使用」等々・・・”食材のご案内”眺めているだけで何となくよだれが・・・。
そんな一力の名物といえば丼がチャーシューで覆い隠されてしまうチャーシュー麺だ。約10年ぶりの再訪だもん、折角だ名物といこうじゃないかっ!
約10分ちょっとで着丼。繰り返すが約10年ぶりの再会・・・おぉ〜これだよこの面構え?だよ。チャーシューたっぷりで当時と変わらず映え度申し分ない!
まずはスープ・・・う〜ん、見た目とは違ってすご〜くあっさりタイプ!一見、豚&鶏の濃厚スープに見えるが違うんだよねぇ〜。これっ屋台出身のオーナーが屋台時代から培ってきた味わい・・・すごくノスタルジー感じる旨みだ。だって1977年創業だったかな?その15年以上も前から屋台引き始めているんだから歴史が違うよ。
麺は最近流行りの低加水タイプではなくモッチモチの加水麺!実は自分の好みとは逆なのだが、この麺とスープのトータルバランスがすごくあっていて降参だ。
もちろん、このチャーシューを語らない訳にはいかないだろう。脂身抑えめの、歯応えある硬めのタイプだが、これが実に昔懐かしい味と食感なのだ。この焼豚も加わってなんて懐かしい味わいなんだろう。派手さは見た目だけで、味はホントあっさりで懐かしく優しい・・・もちろん美味〜い!
福岡で初めて本場の豚骨ラーメン食べた時と同じ感覚だ。本場の豚骨も同じようにあっさりだもんね。感覚似てるよ。
濃い味好きの自分はここで胡椒で味変!これで少しパンチが加わった。更に、この焼豚たちの下から刻みネギと何と紅生姜が顔を出すんだよね。あっさりタイプのラーメンにこの紅生姜は最高の引き立て役だ。
いやぁ〜ホントいいアクセントになる。強いていえば、紅生姜フリーでガンガン追加できると尚嬉しいんだけどね。超残念。
あぁ〜超満腹。ここ一力のライスって小がなく並と大だけなのだが、ここの並って他店でいう大盛りサイズだからね。更に越前大野産”こしひかり”100%使用と嬉しいんだけど苦しい・・・。
最近色々と新進気鋭の美味いラーメン店増えてきたが、老舗店も健在だね。こういう昔の屋台の味を引き継いだラーメンの味ってぜひ守っていって欲しいものだ。ご馳走様でした。
#福井ラーメン