本来は紅葉真っ盛りの八幡平へ行く予定だったが小雨ならばともかく、ここまで土砂降りでは仕方ない。
紅葉に彩られた1周約1時間の大沼遊歩道の散策楽しみにしていたのに・・・。
それに初春のみに見られる神秘の絶景「八幡平ドラゴンアイ」は当然この時期は全くその面影ないのだが、現地に立ち想像だけでもしたかったんだよなぁ〜。だって、まさに龍の眼だもんね。またいつか訪れた時の楽しみにとっておこう。（↑画像はサイトより拝借）
途中日本一の強酸性湯の玉川温泉の立ち寄り湯も期待したが、残念ながら14時半に間に合わず断念。肌が痛くなって数分で出ることになるという、PH1.2という湯だから1度入ってみたかったものだ。
結局、そのまま今宵お世話になる1軒宿の「後生掛温泉」へ。昨晩の鶴の湯とは雰囲気変って10畳＋ベッドの広〜い和洋室だ。お世話になりま〜す！
まずは、ウェルカムドリンクサービスがあるということで、ラウンジへ。おぉ〜コーヒー〜ジュースまでフリーにしては種類多くない？あれっ1番下・・・なんて書いてある？ビールも無料サービスなの？超嬉しい！素晴らしい対応だよ。
遠慮なく生ビールを頂こうじゃないかっ。ホントは風呂上がりのチョイスがベターなんだろうけど、もう知っちゃったら我慢できない。いただきまーす！美味い！
ちなみにかみさんはざくろソーダ！あぁ〜一気にこの宿気に入っちゃったよ。
予定を切り上げて15時半にチェックインしたのには訳がある。実はここ後生掛温泉は昔からオンドル湯治が盛んだったようで、今でも館内に「オンドル処 もえぎ」があり、宿泊者は無料で体験できるのだ。
早速楽しみだったオンドル16時からの1時間予約。専用着衣や下に敷くタオルなど無料で借りれるので早速初オンドルへ。
ござの上に座ってみると、想像以上に熱い！かみさんもここのすごく熱いっとびっくりしていた程。えっ本当に1時間も大丈夫か？かみさんは韓国で何度かオンドル体験しているが、自分は繰り返すが初めて。
サウナも弱いんだよなぁ〜要は暑さに対する根気が全くないのだ？大丈夫かな？よしっ勝負だ！
「後生掛付近一帯は非常に火山活動が活発で、この豊富な天然の地熱や蒸気を、直接または木樋などで床下に通す事でお部屋を床から温める仕組みが後生掛式オンドル。自然の温熱を利用している為、人だけでなく地球にもやさしい”エコ”な仕組みです。」とのこと。
うぅ〜室内は30度以上で下からは普通の岩盤浴よりも明らかに熱い・・・一瞬にして汗だく。熱い〜＆暑い・・・。えらくしんどいんだけど、血行、新陳代謝にはいいような気がする。
1時間ってなんて長いんだぁ〜。なんとか耐え抜いて無事オンドル1時間クリア！でもいい汗かけた。全身汗だくだもんね。オンドル以外と面白いかも？
汗だくの身体をすっきりさせるためにそのまま大浴場へ。（温泉の画像はサイトより拝借）
昔から「馬で来て 足駄で帰る 後生掛」と言われているらしく、馬に乗ってしか来れなかった方が、後生掛温泉で湯治することで歩いて帰って行ったという言い伝えだ。
早速、その後生掛の源泉掛け流しを堪能させてもらおう！”湧きたつ7湯”とのことだ。
左が火山のように激しく気泡が噴き出す火山風呂！右が広々としたメイン浴槽の熱めの神経痛の湯！泥成分の為、お湯は灰白色の「にごり湯」。
温湿布効果と美肌効果抜群の泥湯！ベタベタと全身に泥塗りまくろう！
後生掛伝統の入浴法と言う名物「箱蒸し風呂！」
マッサージ効果抜群の打たせ湯！流れ落ちる湯はもちろん源泉ね。
露天風呂は少々狭め。灰白色の濁り湯も悪くないね。あえて昨日の乳頭温泉と雰囲気を変えたのだが、昨日の鶴の湯があまりにも素晴らしすぎて、どうしても後生掛のインパクトが薄めになっちゃうのは仕方ない。鶴の湯じゃ相手が悪すぎる。
但し、あまりにも湯治客が多く（旅館より湯治棟の客の方が圧倒的に人数が多い）、折角のいい温泉なのに賑やか過ぎて近所のスーパー銭湯っぽい雰囲気になっちゃってるのが非常に残念。湯治客同士って現地で仲良くなるんだろうね、まぁ〜湯治が必要なの？っと疑っちゃう程元気いっぱいなお年寄り方がいっぱいで大騒ぎ？
あぁ〜オンドル＆風呂で腹減ったぁ〜。夕食が楽しみだ。
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