しかし、北陸道の鯖江IC〜武生ICの近辺は車で走ること30分以内に蕎麦名店がいっぱいあるので蕎麦好きの間では蕎麦はしご食いは当たり前。5〜6軒まわっちゃうという豪傑もいるほどだ。まぁ〜おろし蕎麦は1杯少量だからね。はしご食いにはバッチリなんだよね。
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早速、1軒めの亀蔵から東南へ車で約15分。本日2軒めは人気の「生蕎庵」に到着。ちなみに「ききょうあん」ね。外見は十割そばののぼり旗がなければ倉庫?っと勘違いしてしまって通り過ぎてしまう程だ。
駐車場も1台、店内も1席のみ空きがあってなんだか今日はラッキー続きだ。
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メニューは「おろしそば、かけそば、もりそば、手碾きもりそば(10食限定)」の4つのみ。ここは迷わず躊躇せず、おろしそばと限定の手碾きもりそば2つともいっちゃおう!
待つこと15分弱・・・まずは10食限定の「手碾きもりそば」からスタート!おぉ〜先の亀蔵とは真逆の粗々しさが美しい!
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早速、最初は何もつけずにそのまま頂く。あれっ見た目と違ってすっごくモッチモチ!おいおい、もう1度叫びたい!モッチモチだ。
確かにお品書きにも「粗挽きでもちもちした食感が特徴です」とあったが、そのものズバリだ。続いては塩のみで。おぉ〜このもちもち粗挽き蕎麦は塩が合う。美味い!おいおい、全部塩でいっちゃってもいいくらいだ。
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ここで麺つゆへスイッチ!あぁ〜さすが十割!風味が素晴らしい。ところが、手挽きのせいか?蕎麦がかなり短め?どんなに美味しくてもこんなにパサパサと短くカットされちゃているとコシや喉越しどうのこうの味わえない?今回がたまたま?蕎麦はやっぱり豪快に啜りたい。
う〜ん、美味いだけになんだかすごく残念・・・。
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続いては、待ってました「おろしそば」だ。これぞっ福井の顔って感じでいいねぇ〜。美しい!
「皮ごと粗挽きした昔ながらの野趣ある味わい深い平打ちそばです」とのこと。
やっぱり個人的には粗挽き十割そばの粗々しい見た目がたまらなく好きだね〜。
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まずは1本そのまま頂く。おぉ〜更に平たくなった手打ち平麺、こちらも風味素晴らしいね。どちらもしっかりと噛める蕎麦なのでその都度口いっぱいに蕎麦の風味が広がるのだ。
早速、躊躇なく豪快に混ぜちゃおう!おぉ〜手碾きもりそばより更に幅広となった平麺のため、存在感増した?何だか口にするのがワクワクしてくる?ここも亀蔵同様に辛味なく出汁もすごく薄味。蕎麦自体を楽しもうってことだね。
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でもこんなに粗挽きなのに、ざらつき感っというよりも、もりそば同様にモチモチ感が強〜い!つなぎ何もなしで何でこんなにモチモチなの?ホント不思議?なんだろう?トロミって言ったらいいのかな?見た目の粗さとは違う何かがある?それがコシとツルツルの喉越しを両立させているようだ。
なるほど、個人的には今までにはない感覚の蕎麦と言える。なるほど、これがミシュランも認めるご主人の技なのだろう。美味い。
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〆はもちろん蕎麦湯だ。2つの蕎麦で楽しめるのがいいねっ。どちらも薄味だったので優しい味わいで、〆にいいねぇ。
う〜ん、先の亀蔵で大盛りとここで2杯で計3.5玉食べるとようやく十分満腹に・・・流石に蕎麦食ったぁ〜っていう満足感が実にいいっ!
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しかし、ここからは個人の好みの問題だが、ここまでのもちもち感は多少好き嫌い出るかも?折角の粗挽きだからそのままストレートに粗さを味わいたいという気もしちゃうのも本音。所謂かた麺好きの自分には少々粗さとコシに物足りなさを感じたのも事実。それ以上に、どちらの蕎麦も麺が短め。これは少々自分的には頂けない。粗挽きなのでいいのでは?という意見もあるだろうが、自分的な好みとは違うかなぁ〜?
もちろん、個性もあるしすご〜く美味いんだけどね。ここはもう1度食してみないと評価できないなっ。次回が楽しみだ。
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