よぉ〜っし、3時間も時間取れたのだ今回も越前おろし蕎麦はしごと行っちゃおう！嬉しいー！！
福井から北陸道で急ぎ南下。目指すは鯖江市。どうしても行っておきたい蕎麦の名店があるのだ。それがミシュラン福井ビブグルマン獲得の超人気店「亀蔵」だ。
そば処の福井でもビブグルマン獲得は先日立ち寄った「そば蔵 谷川」とここの2軒のみだからね。今や福井一の人気店と言っても過言ではない。もちろんそば百名店でもある。
運良くカウンター1席が空いていて、待つことなく入店成功！この後バタバタと押しかけて来たので間一髪セーフって感じでラッキーだったねぇ〜。でも、ここは人気蕎麦屋さんの中では回転早そうな感じだけど・・・。実は老舗店を想像してきたのだが、反して洒落たカフェのような店構えで、まだ創業10年ちょっとと新しい店とのことだ。
もう〜メニューは決まっている。亀蔵といえば看板メニューの「かき揚げおろし」だ。何はともあれまずはこれからだ。ちなみに蕎麦大盛りね。
迫力あるかき揚げも興味津々だが、その前になんて美しい蕎麦なんだ〜。自分好みの角がしっかりしていて、見ただけでコシの強さがわかる蕎麦・・・思わず見惚れちゃうよ。
まずは、そのまま何もつけずに頂く。続いては塩で。う〜ん、予想通りのコシとひと噛みごとに広がる風味が半端ない。
「数少ない在来種である福井県丸岡産の蕎麦の実を自家製粉し、店主が丹精込めてその日の朝に打ちあげる完全手打ちの十割蕎麦」というこだわりまくっているだけのことはある。
ここで、待ってましたおろし汁を豪快にかけちゃおう！いよいよ、越前おろし蕎麦だ。ここのおろしはかなり辛さ抑え気味でお出汁も薄め。その分蕎麦自体が素晴らしく美味いから、蕎麦に集中できていいのでは？なるほど薄味で十分なのだ。
そして、名物のかき揚げももちろん美味い！更にこのボリュームだよ？でも正直いうとめちゃ美味いけど、すご〜く食いにくい。もう〜ボロボロとお膳の上はすごいことに・・・。でもねぇ〜プリプリの小海老などいっぱい入っていて美味いんだよなぁ〜。
いやぁ〜何度でも言おう！この中太平打ち蕎麦のコシは最高だ。蕎麦は色々食ってきたがなるほど秀逸と言える。大袈裟ではなく記憶に残る蕎麦と言えるね。
粗挽きも好きだが、計算されつくしたこの角張ったような麺と強いコシ、なのにツルツルと喉越しまで追求された十割蕎麦のバランスは蕎麦好きを唸らすこと間違いなしだ。一見薄い色見て好みじゃないかな？っと思ったのが大間違いだった。
〆はもちろん蕎麦湯だ。元々薄めの蕎麦つゆなのですごく繊細なお味。でも、極上の蕎麦の後にはこんな優しい味わいで終えるのがいいのだろう。文句のない満足のみの食後感といえる。
最後の最後で、自分のミスを発見！おいおい、おろし蕎麦の必須アイテムと言える鰹節完全に忘れちゃったじゃないか？カウンター席で頂いたのだが、お隣とはアクリル板で仕切られていて、鰹節等は自分の前になくお隣に・・・うっかり気づかずそのまま食べ終えちゃったよぉ〜。迂闊・・・。
店も店だ。薬味等はアクリル板で仕切るのであれば、各々に用意してくれないと・・・蕎麦は最高だったが、唯一このケアに関しては不満ありだ。忘れてしまった自分のことは思いっきり棚の上にあげちゃうが、やっぱり一流店であればこのくらいのことは当たり前のことでは？惜しいね。
でも、まぁ〜蕎麦自体は極上だったのでリピートは間違いなしかも？
越前おろし蕎麦の名店はしごだ！② 「生蕎庵」！ 限定もりそば＆おろしそば！ →
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