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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「M1」 池井戸 潤!

池井戸 潤さんの2000年3月発刊の「M1」。
ずーっと本棚奥に眠っていたのでようやく手にしてひと安心って感じ?だって、デビュー作「果つる底なき」に続くデビュー2作目だからね。なんでこんなに長く放置していたのか?不思議だ?っと言ってもまだそんなのが何冊も眠っているんだけどね。

よくあることだが、売れっ子作家でもデビュー時は駄作をいくつもリリースしているケース多い。さて、池井戸氏はどうか?デビュー作は痛快だったからね。自然と期待も大きくなる・・・う〜ん、今回は架空通貨の闇を元商社マンの高校教師が暴く・・・って感じだが、期待した池井戸氏得意の痛快さは全くなし。登場人物のほとんとが不幸になるという超ヘビーな内容・・・おいおい、読んでるこちらまで気分がドンドン重くなっていく・・・最後にスカッとさせてくれるのか?っと待っていたが、結局どん底決着?
う〜ん、捉え所はすごく秀逸で流石なんだけど、これはダメだ。なんだかこっちまで憂鬱になっちゃったもんね。あの”倍返し”的なの欲しかったなぁ〜?

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