車の台数を減らすため、尼の御大宅まで行き、ビッグホーンに同乗していくことになっていました。約束の時間に到着したのですが、御大、やおら倉庫からカセットコンロを出してきました。その後も、カップやらやかんやら、つまりはコーヒーセットを積み込みます。さらにはちょっとだけ回り道をして、園田の『バックハウス イリエ』でお買い物。そうそう、こないだ滋賀フェスでも同じサイトの女子にふるまっておられましたっけ、アップルパイ。
寄り道してたからでは決してないのです、遅刻した原因は宝塚辺りの渋滞でした。「なんでこんなに混んでるんやろ？」と御大。「そら三連休の初日やからちゃいますか？」ってな会話をしつつ、とりあえず出来る限り車を走らせます。到着したら、オープニングジャムは終わっていて、ちょうど羊の追い込みショーの最中でした。慌てて皆さんにご挨拶、荷物を降ろしました。
ブルーシートの左側にステージがあります。座って聴いていただけるように、との心遣いですが、いかんせん、お天気が良すぎです。
プログラムの最初はＮ井Ｑちゃん。
ソロなので、ブルーグラスではなく、彼のお得意ジャンルのちょっと懐かしいアメリカの歌。
２年前は奥さまのサロペットを借り着してきたのですが、すっかりオーバーオール姿が板についてます。
ステージは日陰だけど
客席は炎天下。最前列は出演者です。
二番手、学生バンドの『まろんまかろん』です。ひらがなで、思いっきりかわいい、女の子っぽい名前にしたかったのだそうです。
今、Ｋ戸大のサークルの中で、唯一の女子だけバンドなんですって。
あんなにたくさん女の子いるのにね。
ユニフォームは白いＴシャツとジーンズのつなぎ。お！今日は私も仲間に入れるやん。
あれ？出番の途中でステージを降りたギターの彼女が戻ってきました。あ、カポ忘れたのね。
マンドリンのお嬢さんがＭＣします。
と思えば次はベースのお嬢さんが。ＭＣもリードヴォーカルも自由自在やねえ。
こんなんもやっちゃったりして。千日前みたい。
続いてデイジーヒルでした。
山の曲中心に、
1.Ashokan Farewell
2.High On A Mountain
3.Over The Mountain
4.I've Endured
5.Green Rolling Hills
6.Wishing Well Blues
7.My Old Kentucky Home
8.West Virginia My Home
と、いつものやつで３０分。
実は、前のお嬢さんたちがかなり早く終わってしまったのと、転換を５分取っていたらその分が余ったのとで、終わった時点で３０分のずれができてしまいました。羊の追い込みショーまで間を持たせるのに、その場にいた人たちがステージに上がりました。
牧場は火気厳禁なのですが、スタッフの好意でお湯を沸かす場所を確保していただき、持参したコーヒーとアップルパイをみんなに喜んでもらえて御大もゴキゲンでした。
これは、ついでに設置した売店。缶ビールと地サイダーが売っていて、私たちにはどちらか１本サービスが付いてました。もちろんビールをいただきました。
ジャムのステージも無事終わり、二度目の羊の追い込みショーが始まると、ステージ前には見事に人がいなくなりました。
出演者は日陰で談笑中。
左にいるのが今回の仕掛け人、ホワイトシスターズ第一期のバンジョー奏者、Ｋ美さんです。また弾けばいいのに、って今年も誘ったけど、もうそんな気力はないそうです。
続いてサザンマウンテンボーイズ∞の登場。いったん消えてしまったお客さま、ステージが始まる前に徐々に戻って来て下さり、この頃にはかなりの人数になっていました。
ＰＡを持参してセッティングもしてくれたＱちゃん、マイクを持ってきてくれたＫ谷くん、ありがとう。
もう一人のメンバー、Ｍ尾くんは接待ゴルフ？で欠席でした。
しかし、ほんまに大音量バンドやねえ。マイクいらんのちゃうかと思うわ。実際、袖で練習してた音が上の売店までちゃんと聞こえてたもん。
５人目のメンバー登場。つなぎのカワイイ彼が、お尻をふりふりダンスしてくれました。
今年のチラシには、２年前のジャムの写真が使われていました。駐車場入り口で、御大が「わ、僕が写ってるやん。」といい、係の人に、「これに出演する者なんですけど。」と通してもらおうとしたら、「え？これに出るのん？そら急がな、もう始まるで。」と無事通していただきました。
トリはやはりこちら、メンバー揃った秋元慎バンド。
二年前は、渡米直前でバンマスが参加できず、ベースのＴかちゃんは関東在住なので来られず、ギター、バンジョー以外は助っ人で演奏してもらいましたが、今回はばしっと慎バンドサウンドです。
上のチーズ館です。まだ夏の空みたいですね。
ワンマイクは苦手、というＭりちゃん
でもステージ下では、「ワンマイクの方が合ってるんちゃうか？」「自然な感じするよな」という意見が飛び交っていました。
ソフトクリームを買いに行ってたお嬢さんたちも戻ってきて聞き惚れています。
かと思ったら次の瞬間、羊と戯れていました。
最後はエンディングジャム。ギターを持ってステージにあがったのですが、ギター持ったままぐるっと回って撮影隊に変身。
後ろで控えめにしてるけど、リードの順番が回ってきたら、前に出て果敢に演奏するお嬢さんたち。
おっちゃんたちも楽しそう。
今年は記念撮影を忘れたなあ。揃って撮って貰えばよかったね。
暑いような寒いような、でも気持ちのいい一日でした。気が早いけど、来年も同じ日に予定を開けといて、とＫ美さんから言ってもらったので、また牧場で演奏ができそうです。ほんとにブルーグラスと牧場は相性抜群！
さーて、山を下りたら着替えて第二弾、岡町へ出陣だ。
