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ひな菊の丘から

タッキークラブVol.3

故人の遺言で、何度も偲ぶ会をやろうということになって、これまで開催してきたタッキークラブ、第1回についてはこちらに。第2回は当日に発熱(結果コロナだった。)したためレポートはナシ。ナオコ姉さんがSNSでは報告を上げてくれたけど。そして、第3回は昨年末に開催する予定だったのだが、ちょっとした行き違いで年明けになった。

天気予報は雨、しかもよく降るらしい。ギターとオートハープ持つだけでもたいへんやのに、この日は私、大荷物。出番はないけど出席はする、という相方に、朝早くから荷物持ちをお願いした。

実は、この日の集まりのために、おやつの詰め合わせを作って持ち込んだらどうでしょう?と提案して、そんなん作るん好きやから私やります、と手を挙げたのだ。お店は持ち込みOKしてくださったので、大袋入りの甘いの辛いの、あれこれ取り混ぜて買ったのを詰め合わせて、ひとりでしこしこ作っていたのだった。


できたものから大きな袋に詰めていく。



そうや、タグも付けよう。ほんま、こんなちまちましたこと好きやなあ、私。



今付けちゃうと持ち歩く間にくしゃくしゃになるから、当日付けようっと。



そんな感じで迎えた当日。まだ雨は落ちてないけど、不安なので、大きなゴミ袋に入れた状態で持って出ることにした。ギターと袋一つ、相方が持ってくれてる。


会場到着は10時半、受付は11時半なので時間はたっぷりある。


荷物を置いた相方はすることがないので、お散歩に出て行った。私たちはおやつ袋にご挨拶のタグをつけていく。



できた。


ようこさんが来られたので、最終確認をする。


受付も準備が整った。


そろそろお客さまが到着される時間、ふと下をみると、ライブ常連のY川さん、


上がって来られた。奥ではマイクのセッティング中、長女とみこさんとリョウさんと、マスターのT中さん。


何故か座席は後ろから埋まっていく。


受付の確認をする次女ナオコさん


飲み物は各自カウンターで注文



リョウさんとイサオさんが立ち話



だいぶ席も埋まってきた。座席で弦を変えてたのはユキちゃん?


ラッシーのY田さんが、今回も壱服庵でのアルバムを持ってきてくださった。


奥さまのこずゑさんはマイクの位置を確認中



受付にスタンバイする姉二人



話に花が咲いているようだ。



この日、予約されていた方々のうち、数名が体調不良などでキャンセルになったが、なんと!時間を間違えていて遅れて来られた方も数名あった。アナウンスの方法に問題があったかなあ。



開始時間が迫っていますが、皆で献杯をしてから始めたいと思いますので、飲み物をお持ちでない方は注文してください、と言うてるところ。



そのためカウンター前が混雑している。



最初の挨拶と説明、誰がする?ようこちゃんしといで、と言われて出た私。


では、ラッシーさん、よろしくお願いします。


プログラム一番、ラッシー



壱服庵で最初の頃からの月例ライブを最後まで続けられたユニット。



そうだ、11/25にタッキーさんが亡くなった後、12月1日、彼らの定例ライブの第一日曜日にお店は営業できないけど、と予定通り敢行されたのが、お店最後のライブとなったのだった。



讃美歌から始まったステージは、カーターファミリーに続いた。


献杯に間に合わなくてゴメンナサイ、タッキーさん。



お店の周年記念に作られたコースター、珪藻土らしい、すてきなデザインだ。


出番前やのにここにいてていいの?リョウさん。



The Birds were Singing for You,Anchored in Loveの後、リョウさんが加わる。


East Virginia Blues, 



Red Wing, Cotton Fieldsと続き、



ゲストが呼ばれる。


お店の常連で、私のソロもナオコさんのソロライブにもいつも来てくださっていた、O野さん。今は場所を変えて行われている、ラッシーの定例ライブにも足繫く通っておられたようだ。昨年ふたつの大病を経験されたものの、驚異的な回復力で、リハビリを繰り返され、この日も無事参加された。



客席でもお仲間がたくさん声援を送っておられた。



彼の選曲はとても幅広く、私も知らない若い人の曲や、女性のレパにもどんどん挑戦されていて、この日はアリソン・クラウスのI Don't Know who Holds Tomorrow



壱服庵でO野さんの喜寿の祝いをされたのは何年前だか。平日だったので、その時はまだ働いていた私は参加できなかったが、たいそうな盛況で、夏の暑い時期だったから、3階にあり屋上への直射日光で室内が強烈に暑くなって、たいへんだったということは聞いている。その後、お店は夏の暑い期間、お休みになったっけなあ。


4人での演奏で、ラッシーの出番は終了。



2番手は、こちらも岡田山時代からのTogether



ナオコさんはソロでの演奏とこちらと、お店にはだいぶ貢献されていたと思う。


この日、まだ咳が出ることがあるため、不安だと話しておられたが、最後まで大丈夫だったね。


壱服庵でライブを続けていたTogetherもしばらくお休みされていた時期があった。声のトラブルで歌えなかったA倉さん、でも治療後、以前よりパワフルな歌が戻ってきた。


合唱団、マラソン、と多趣味でそれぞれみごとに満喫されているK見さん、忙しいスケジュールをぬってバンド活動もいくつかされているようだ。



Togetherのセットリストは
1.Come & Go with Me
2.Cruel War
3.Sing Out
4.In Harmony
5.Eight Days a Week
6.One Fine Day
でも、1曲減らしたんだったよね。





次は、Yuki & Hideyo、このおふたりも岡田山時代からの出演者だ。



ご近所だったヒデヨちゃんが、夜飲みに行ったのがきっかけだったそうだ。



今のホーム、アイオワはものすごい寒波に襲われているそうだ、帰るのたいへんやろなあ、なユキちゃん。


一時帰国からほとんど練習もできなかったので、と今回は2曲だけ演奏してくれた。渡米前のライブはバンド編成だったし、間奏とかエンディングとかを決めるのもたいへんだったみたい。












1曲目はRed is the Rose、これを聴きながら相方は、Roch Romondみたいやな、と言ってた。


2曲目は、タッキーさんが大好きだったCarolina in My Mind



タイミングよく帰国中だったので、参加します、けど演奏はちょっと、と言うユキちゃんに無理を言って申し訳なかったかなあ。


少し休憩の後、トークコーナーとなっていたが、ナオコさんによるお客さま紹介があった。その間、後ろで準備をする。時間調整。



壱服庵で行われていた、歌唱クラブの皆さんが起立しておられるところ。



こんな感じでナオコさん、会場内の皆さんを紹介された。



おっ、これはS島さんが紹介されている。



その間、後ろで準備は続く。


そしていよいよようこトリオの出番。



今回は第2回のリベンジ、と前回予定していた通りの曲で臨んだのだが、もうMCもトテトテやし、ドブロの間奏半分飛ばしたし、入るとこ間違えて、ごめん、って言うたし・・・。もう情けない。


写真だとわからないもんだなあ・・・。
SNSでは自分の写真は控えめにしたけど、ま、ええやろ。
I平さん、ダンディやな。



I瀬さん、ほんまにごめんなさい。


それでも最後の曲の時は、たくさん知ってる人がいたので、客席からいっぱいコーラスの声が聞こえてきた。とても嬉しかった。それを受けて、次回は客席みんなで歌える曲を考えようという話になった。コーラスの時間、ってプログラムになるかな。
写真ありがとうございます!



7曲は多いかな、と思ったけど時間内には収まったようだ。でも次回からは転換の時間をちゃんとプログラムに入れよう。
1.Last in Love
2.Allelujah
3.Little Annie(A.H)
4.Gold Watch & Chain(A.H)
5.縁の糸
6.時には昔の話を
7.Across the Great Divide



最後は壱服庵でギター教室をやっていた、森俊樹さんと、ブルーグラス45のリョウさん。今回もベースのイサオさん(ヒデヨちゃんのダーリン)のトリオで。



トシキさんもリョウさんも、タッキーさんのバンドメイトでもあった。同じ時期に在籍していたことはなかったそうだが。



そして、このお二人のユニットもお店のレギュラー出演者だった。私も何度か聴きにいったが、贅沢な時間だったなあ。
リョウさんのうた、大好きなのだが、なかなか聴くチャンスがない。でもこの日はすっごく良かった、聴けて幸せな気持ちになった。



アップも撮っちゃった。



イサオさん、いつもトシキさんとやってはるから大丈夫なんだろうと思っていたが、リハなしでいけるやろ、と言われて不安です、と始まる前に言われていた。



いやでもかっこよかった。


そしてトシキさん、



聴き惚れてはったのにカメラに気づき目線をくれた長女、気づかず撮影する次女の図。



このユニットでは、イーグルスとかトムウェイツとかジェシウィンチェスターとかいろいろ。Tequila Sunrise、Ol’ 55、Mississippi on My Mind、Blues Stay Away from Me、A Place in the Sun、そして最後にタッキーさんがよく歌っていた、というIs Anybody Goin' to San Antone

アンコールまで聴いて、会場内も満足の拍手だった。


最後、


タッキー夫人ようこさんと、


お姉さんF林さんがご挨拶され、


みんなで記念撮影、撮ってくださったのはお店のT中さん。




終わっても立ち去りがたく、そこここで立ち話する人たちもいれば、こんな人たちも。



次回の反省はこれからすることにして、日程だけは先に決まったので、お店とタッキーさんに縁のある方は早めにスケジュールに入れておいていただけるとありがたいなあ。今度は出演バンドも変わる予定。今年の12月7日土曜日。
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