会場はここ
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浅田藩旧跡、の石碑
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家庭のパソコンとプリンターで作れる、というのがコンセプトだそうです。手製の豆本を作っておられます。全国各地に出かけて行って、家族の記憶を形にするプロジェクトを続けておられるみちよさん。
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イベント会場でボタンを売ってはった彼女とお会いしたのが最初でした。裁縫好きなおばあさまの形見のボタンが大量にあるので、それを売っている、とのことで、お隣に手作りの豆本がいくつか。お話を聞いていると、その豆本にすごく興味がわいて、その後は伊丹で行われた作品展にお邪魔しました。
『掌の記憶』というのが、そのインタビューと撮影で作られた、世界にふたつしかない本。一つは依頼者に渡され、もう一冊は作者、みちよさんの手元に。その写真は撮らなかった・・・。詳しくは彼女のwebでご覧ください。こちら。
最近、母が猛烈な終活に入っていて、ものを捨てる捨てる、な日々なので、私も何か彼女のこれまでを残しておきたいなあ、と思っています。公務員のくせに、あまり家にお金を入れず毎日遊び倒していた父に代わって、(子供心にそう思ったので実は入れてたかもしれないんですが、あまりにダイナミックに遊んではったんで。)洋裁の仕事で生活費はほとんど彼女が稼いでいたのではないか、と思います。自宅にはしょっちゅうお客さまがあって、学校から帰ったら仮縫いの最中だったり、玄関に服地が山と積まれていたりしました。最近、ようやくリタイアを宣言して(84歳です。)ボタンやファスナーやテープなど、付属品は私が行く度に持ちきれないほど渡してくれます。私でさえ死ぬまでに使い切れないような量です。そんなこともあって、手製の豆本で記憶を綴じるという彼女のプロジェクトにとても興味がありました。
ご家族の病気、ご自身の病気のことも絡めながら、プロジェクターでこれまでの活動について話してくださった後、会場にたくさん並べられた作品や、ワークショップで使う様々なアイテムについても説明がありました。
活動についての記録あれこれ、右にある折り紙みたいなのは汀の虹、という作品です。
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色鉛筆、カラーマーカーとかカラフルなマスキングテープ、本を綴じる用の糸も。
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トレーシングペーパーのような紙にモノクロ印刷のzine
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こういうタイトルであちこちで活動されてるようです。
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病気をされてから、体力が落ちた、といいつつ、とても精力的に活動されています。私もスケジュールをチェックして、行ける場所にはまた行きたいと思っています。
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私の拙い文章では、ちゃんと説明できないのがもどかしいのですが、とてもいい時間を過ごさせていただきました。