相方がベースを頼まれたのが確か3月の頭、FBにイベントの紹介が載っていて、たまたま帰宅してPCを見た私が、彼に「こんなライブ聞いてへんで。いつ決まったん?」と聞くと、「いや、それ今日決まってん。」という返事でした。ところがその数日後、突然の訃報に本当に驚いてしまいました。
マロさんとは親しいお付き合いもなく、直接お話したこともほとんどなかったのですが、昨年夏の飯田高原のフェスでお会いした時、このブログの読者であることが判明しました。「いつも美味しそうなご飯のせてはりますよね?(京都人なので関西弁)読んでますよ。」と声をかけてくださったのが、個人的な唯一の思い出です。飯田でも、その後の宝塚でもとても楽しそうに過ごしておられたのを覚えています。
今回のライブは、追悼の意味も込めて予定通り行う、とのことだったので私も出かけました。ギターヴォーカルの穴は、ゲスト出演だったはずのMのりちゃんが埋めるとのこと、ってことはAlmost慎バンド、ですね。フィドルはついこないだあったばかりのじみいです。
店に入ってすぐ、こないだの時もご一緒したDさんとお会いしました。来週のデイジーヒルのライブにも来てくださるって。嬉しい!!バンドさんたちは練習中?ほぼぶっつけになるのでやる方も見る方もドキドキです。
チューニングしてからね。
始まりました。主催のA元Sん、
Mのりちゃん。毎日仕事も忙しくハードだそうです。こないだのアナザーでも高速が渋滞した、って言うてたけどこの日も混んでて遅れそうになったらしいです。
じみいも何曲か歌ってくれるのかな?
3人コーラス
じみいの同級生がやってきました。・・・が、ステージ上から注意されてました。「自分、なんで俺と目ぇ合わせへんねん!」K寺くん、困ってました。
アールM片。バンドの持ち曲なのにイントロが思い出せない。「アールでもそんなことはあるねん。しょっちゅうある。」だそうです。
かつて一緒にバンドやってましたね。
2ステ目でしたが、そんな曲もありました。隣でK寺くんがいいます、「あれ何の曲でしたっけ?タンブルウィーズのヒット曲」リクエストを受け付けてくれたので声を上げました。「Snowbird」30年ぶり位やと思うのに、歌詞もすらっと出てきて見事に歌いきってくれました、Mのりちゃん!すごいやん。ええもん聴けて良かった。
じみいのインストもたっぷり。
先週の関関同プーの時も思ったのですが、何十年も前から一緒にいる仲間や後輩が今もこうして一緒に音楽を楽しんでるってすばらしいこと。
元気な大先輩方が、第一線で活躍されているのを見ると、まだまだ私らも行けるで、とか思ってしまう。ね、Mのりちゃん。
そんな中で、同世代やら少し年下やらの訃報を聞くと、悲しいより残念な気持ちがいっぱいになります。自分もだんだん体のあちこちにガタが来る年になってきて、去年見送った父や、先日亡くなった伯母のように、あっちでようやく楽になって楽しく過ごしてはるんかな、って思える人たちに比べたら、なんぼなんでも早いで、もっとやりたいこと一杯あったんやろな、って。(これって写真と何の関係もない文章ですね。何か申し訳ないかな。まあライブはこんな感じでずっと、とても楽しくスリリングにかつ刺激的に進んでいったわけです。)
客席が空き空きみたいに見えるけど、最前列が空いていただけで、後のテーブルは全部埋まっていたし、横のカウンターにもお客様がおられましたよ。
タンブルウィーズのリクエストのあと、K寺くんからマロさんのアルバムに入っていたインストを、とリクエストがありました。結構コード進行が難しそうだったけど・・・。
これたぶんMのりちゃんが困ってるとこ。
2ステージ、たっぷり演奏を楽しんだあとは、楽しいジャムタイム~!と言われたものの、いい音楽をじっくり楽しんだあとの充足感、みたいなのがあって別にいいやん、と私は思ってたのでした。でもまあ呼ばれるやろな、とも予想してたので、お声がかかったから1曲だけ歌いました。この間Gくんからリクエスト貰った『人生の扉』を。
高知から、マロさんととても親しかったo田さんが駆けつけてこられてました。色々思い出話をしてくださいました。彼の来日ライブはたいてい高知が含まれていて、それはo田さんがいっつも心がけて段取りしてくれはるからなんやろうな、とずっと思ってたのですが、実は来るアメリカ人ミュージシャンがカツオのたたきを楽しみにしていたかららしい、ということがこの度はっきりしました。
Sんと二人で、掛け合い漫才みたいにツアー中の話を。
ごくちゃんは京都時代のマロさんの思い出話。古いお付き合いやねんねえ。それにしてもごくちゃんもこの店、週に2回、ですよ。
みんなで楽器弾いて偲んでいます。
写真はないけど、最後に、とMのりちゃんとコーラスでWest Virginia My Home,Keep on the Sunnysideを歌いました。
マロ・カワバタさんのご冥福をお祈りいたします。
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