当時、常連バンドだった千日前ブルーグラスバンド(≠千日前ブルーグラスアルバムバンド)のリユニオンをしたい、とメンバーのM谷くんが言ってくれたとのことで、縁のメンバーが集まりました。と言っても、バンマスよっさんはもう彼岸の人になってしまい、彼の代わりにマンドリンを弾くのはM谷くんの後輩(ってことは私にとっても後輩)のK寺くん、バンジョーはオリジナルメンバーのONちゃん。フィドルのA立くんも参加して、練習もやりました。ベースを頼まれた相方が行くので、私も参加するとお返事したら、「せっかく来はるんやったらデイジーヒルも出たらどないですか?」と世話人のお言葉。実は、林さんとは直接お話したこと一度もなかったのですが、これもご縁かな、と出ることにしました。
5月30日、スタートは3時とのことなので、その少し前に到着。ステージ左手前には林さんの写真が飾られています。

なかなか始まる気配がないので寛ぐバンドメンバー

あ、始まりましたよ。世話人の挨拶から、

オープン当初からのレギュラー出演者だったという、ドクトル・ミキさん。彼の左胸にちらっと見えるバッジは

これと同じものです。2006年にも偲ぶ会があったのでした。

2番手はデイジーヒル、僕もバッジ付けて来ましたよ~とアピールしてます。

20分ほど時間をいただいたので、ふだんのブルーグラスナイトより、たくさん歌いました。

続いてサザントレイン

魂の叫び

最後はママさんの好きな歌でした。

写真の横に、大きなお花が置かれました。

次はほぼ秋元慎バンド

この日、ウッドベースデビューのQちゃんです。

Mりちゃん熱唱

ビデオ鑑賞コーナーです。1980年代、若い林さんの姿が見られました。

続いては、オーストラリアから来日中のピート・デナヒーさんです。

お母さんは広島人や、と言うてはりました。

フィドルも弾かれます。

テーブルに置かれていた千日前ブルーグラスバンドのネタ表。あれ?曲、かぶってますよ。

そんなことはものともせず歌うM谷くん。故林さん、故よっさんとのエピソードも交えながら

実は彼は、関東在住で、このためにわざわざ仕事を調整してやってきてくれたそうです。

けど20~25分でお喋りも入れて7曲はきついでしょ。

このお店のかつての従業員さん、このイベントのために結成されたバンドとのことでした。コーラスはプロのシンガーさんだとか。

今は新地でお店をされているそうです。

ミラーボールも回りました。長いことこのお店に来てますが、私が回ってるのを見るのはこの日で二度目でした。

稲葉和裕&フレンズの皆さん

ピートさんも出会ったその日からフレンドです。

客席はかなりいっぱい。ご縁のあった方や、珍しい方も来られてました。

稲葉さんのお嬢さんもステージで歌を披露

続いて、こんな珍しいコンビでの演奏です。ジプシースウィングの川瀬さんと

ウエスタンスウィングのマーベラスです。

同い年だけどほとんど接点がなかった二人を

繋げたのは、亡くなったよっさんだったそうです。

ふたりで合わせるのも初めて。珍しいシーンに同席できて私は幸せ者です。

マーベラスが関東在住だった頃からの知り合いのこのご夫妻、タイミングが間に合わなかったけど、夫婦揃ってカメラを向けていました。

お仕事の都合で遅くなった、というK島さんです。

できたてホヤホヤのCDを持って来られていました。

客席で見つけた珍しい方、フィドルの岸本一遥さん!!

バックはほぼ秋元慎バンドと相方がつとめます。

岸本さんのフィドルが聴けるなんて、めっちゃお得なイベントです。

エンディングジャムは、Cーこが吠えます。



私たちが大阪ブルーグラスナイトに行き始めたのは、ちょうど林さんが亡くなった年、2000年でした。相方の病気、私の音楽活動再開、など色んな歯車がその年に回り始めて、それを林さんがアナザードリームに引っ張ってくださったのかな、と時々思うことがあります。お元気なときに出会えていて、色々お話ができていたら、また違った歴史が綴られていたのでしょうか?なんだかそんなことを考えてしまう夜でした。
しみじみとする暇もなく打ち上げ突入です。急遽、15人ほどの人数がすんなり入れる店、いつものところですね。

乾杯!

2月にお邪魔させていただいた、追分三味線(とカントリー)の千鶴子さんとも再会できました。新しいお知り合いもできました。

いつものブルーグラス仲間ともいいお酒が飲めました。これもやっぱり林さんのおかげかなあ。
