心優しき人々

 

　本日ののほほん生活記

２０１８．１１．１７（土） 午前５時５０分　靄曇り　気温 22.8 ℃ 湿度 50 東北東 5.5m 和風④

東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）関連会合出席のためシンガポールを訪れていたドゥテルテ大統領は15日夜、
安倍晋三首相と会談を行った。比日首脳会談が行われるのは、安倍首相がＡＳＥＡＮ関連会合のため来比した
昨年11月以来。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2018.11.17（マニラ新聞から）

 

　先日の事でしたが、妻と義妹達は、亡義母の妹伯母が住む、シラン町.マラバックに、出掛けると、云うのです。暇を持て余す、

私とすれば、暇潰しに、同行致します。悩み事や、体調が思わしく、無い場合は、事情解明に、祈祷師の判断を、仰ぐのです。

　日本人が、体調が、悪い時に、医院に出向き、知識の在る、医師の意見に、従うのと、同じ感覚ですね、大家族の、

義弟（ダンテ）も、祈祷を、行って居るのですが、隣の芝生が、青く見えるように、依り力の在る、祈祷師を求め、彷徨うのです。

フィリピンの人達の、約８３％が、カトリック信徒で、在るように、大家族達は、熱心な、カトリック信徒です。私は其れなら、

教会での、神様を、信じて、お願いすればと、何時も思って、居るのですが、カトリック教と共に、先祖から伝わる、迷信的な、

祈祷師の、意見も、併せて、信じて居るのです。　何事にも、信じ易い、人々ですから、何の不安を持たず、

信じてしまうのです。また私の住む、バランガイに伝わる、タール湖に、魔物が住み、近寄ると、湖底に、引き込まれ、食べられて、

しまうと云う、魔物伝説も、先祖からの、言い伝えで、存在するのです。義弟（ダンテ）の処にも、連日、お客さんが、

見えますが、ダンテ曰く、お金を頂くと、其処で、授かった力は、消滅すると、申して居りました。他の祈祷師も、一様に、

同じ事を、申して居ります。故国日本の、生まれ故郷にも、拝み屋さんが、居りましたね、苦しき時の、神頼み、処変われど、

心は同じなのですね、私が体調を崩し、大阪の病院に、入院する前ですが、何人もの、祈祷師が、私の家に、訪れました。

妻や、亡義母が、心配して、力の在ると云う、人達を、連れて見えたのです。　各人曰く、私が畑に、立ち入った時に、

人間が、此処に住み着く、以前から、住む精霊の、災いだと、『タビタビポ』が、猫の姿で、私の身体に、入り込んで居ると、

他の人達も、同じ事を、云って居ましたね、その時感じたのは、大家族の元で、暮らす為には、信じなくても、

時と場合に依り、信じた振りも、必要だなと、感じましたね、全てを拒絶したら、此処では暮らせないのです。（涙）

　妻達が、祈祷師の、元を訪ねた時に、暇な私は、カメラを持ち、木々の、果物に、カメラを向けました。皆揃い、

亡義母の、妹伯母の、家に近づきますと、伯母の孫達が、バイクに乗り、我が車の、横を擦り抜けた。（笑）

　本日の起床は、午前５時でした。夜明け前の、空は暗かった、サボン（軍鶏）の、啼く声が、パラスから、吹き下ろす風に、

流されて、居りますね、乾季には、我が家にも、パラスから、吹き下ろす風が、ダイレクトに打つかり、我が家の庇が、

悲鳴を上げるのです。風切り音ですね、女性の金切り音に、言葉は似て居ますが、風の音の方が、聞き易いですね、

ラッパの音も、聞こえます。故国での、幼き頃、納豆売りや、豆腐売の、ラッパの音が、主流でしたが、

此処タガイタイでは、ティナパイ売りの、ラッパの音でした。処変われば品変わる、（笑）

　◎　デジブック