フィリピンのほほん生活記ー朝焼けに染められて

フィリピン・タガイタイの景色と日々の出来事を綴ったブログです。

我がバランガイフェスタ

2020年07月18日 07時12分00秒 | フィリピンの風俗習慣

 

 本日ののほほん生活記

2020.07.18 (土) 午前5時30分 靄曇り 気温 22.8℃ 湿度 50% 北北東 2.3 m 軽風②



フィリピン政府は17日、8月1日から就労など長期滞在ビザ(査証)を既に保有している外国人の入国を
許可することを発表した。新規ビザによる入国申請は引き続き認められていない。 ロケ大統領報道官の
声明によると、新型感染症対策省庁間タスクフォースの16日の会議で承認された。 入国が可能になるのは、
入国時に有効期限内の発給済みビザを保有している外国人。入国には新型コロナウイルス検査での
陰性証明や、認定された隔離施設の予約なども必要になる。         2020.07.18. ( マニラ新聞から)

 

 私が生活するフィリピン共和国は、約4万2千も、バランガイ(最小行政区)の集合体です。規模的には、

日本の大きめの町内会程度でしょうか、でも違うのは、バランガイには、独自の警察組織や、裁判所的な、

揉め事仲裁組織や、独自の条例を決める、立法組織も、有して居るのです。バランガイ内の、揉め事等は、

バランガイ内で、解決せよと、云う事でしょうね、バランガイ内で、解決出来なければ、初めて上部組織に、

解決を委ねよと、理解しているのです。 其れから死人が、出た場合には、通過バランガイ全ての許可が、

必要なのです。皆の行動を、観察していますと、誰にも知れないように、自宅まで連れ帰るのです。

 葬儀の際にも、自宅から教会、そして、埋葬する墓地迄の、通過バランガイの、許可が必要なのです。

 日本の町内会とは、大きく違いますね、フィリピン国は、カトリック教国、各バランガイには、バランガイ教会を、

有して居りますが、其の教会に、祀られた、カトリック教の、聖人には、年一回の祀り日が、決められて、

居るのです。其の祝日が、バランガイフェスタです。此の日は、近隣の親戚や、知人を食事に招く、

風習が在るのですが、招かれた客人は、『ハッピーフェスタ』の挨拶と共に、やって来るのです。食事をしながら、

近況を語り合ったり、親睦を深めるのです。私が生まれ育った、戦後の復興期ですが、似たように、

親戚や近隣も、身近な存在でした。私は時折、昔の佳き時代を、懐かしむように、眺めて居るのです。

日本の戦後の復興期、各人の忙しさの中に、付き合いも、薄れてしまった、気がするのです。 私の暮らす、

此処フィリピンには、戦後の佳き昭和が、残って居るのですね、老若男女を問わず、屈託の無い笑顔、(笑)


 


 本日の起床は、午前5時でした。先ず時間を眺め、直ぐに鳴るであろう、目覚まし時計の、ベルノ設定を、

解除致しました。近所迷惑に、成らぬように、時計のレバーを、叩くだけですが、廻りから聞こえる、

サボン(軍鶏)の連呼、夜明けは、元気はつらつですね、丑三つ時から啼く、声とは違います。活力が、

有り余っているのでしょうね、そんな時に、蠢く黒い物が、まさかベッドに、そうでした、身を隠すゴキでした。

 手の平を広げ、俊敏に叩きました、逃げられましたが、潰さずに好かったと、我に還り、考えたのです。

 何処から来たのだろう、初めての経験でした、敵の隠遁の術は、見事ですが、今度こそ、(涙)


   フォトチャンネル   マニラ新聞

 


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2 コメント

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Unknown (Tomy)
2020-07-18 09:24:15
おはようございます
バランガイホール、最初は馴染めませんでした
市役所に行っても、最初はバランガイホールに申請せよと、2度手間
でもバランガイで許可が出ると後はだいたいスムーズです
私が移住してから2人目のバランガイキャプテンですが、以前の男性キャプテンとは違ってとてもフレンドリー
男性の時は偉そうにしてて、しかも細かいこと言います
いまはキャプテンに話をして、OKが出ればあとはスムーズ
外人には優しいような気がしてます
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Unknown (タガイタイ・ダニエル)
2020-07-18 09:55:32

 Tomyさん・お早う御座います。

 >バランガイホール、最初は馴染めませんでした
市役所に行っても、最初はバランガイホールに申請せよと、

 バランガイが登竜門、全ての事が、此処から始まりますね、好かったです。

 >バランガイで許可が出ると後はだいたいスムーズです

 私自身も、現在のコロナ禍、全ての対応が、
此の事務所から、始まって居るのに
気づきました、今回の警戒レベルも、
バランガイのからの司令で、
強くも出来る事を、知るのです。今は、バランガイが、一つの国のように、
捉えているのです。

 >私が移住してから2人目のバランガイキャプテンですが、以前の男性キャプテンとは違ってとてもフレンドリー
男性の時は偉そうにしてて、しかも細かいこと言います
いまはキャプテンに話をして、OKが出ればあとはスムーズ

 此処フィリピンで暮らすには、バランガイとの関係を、軽視する事は、出来ませんね、
日本のように、全てが、ダイレクトには、出来ないので、キャピタンとの、信頼関係も、
築かなくては、成りませんね、
コロナ禍での、食料配給だって、m(_ _)m

 >外人には優しいような気がしてます

 Tomyさんさんの、新しいキャピタンとの、
関係が、そうさせるのでしょうね、(笑)
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