だーわーの一日一膳

だーわーが日々どうでもいいことをだらだらと綴るブログ。暇つぶしにどうぞ。

放射能汚染と向き合う。

2011-07-30 18:40:17 | Weblog
だーわーは原発事故直後から放射能汚染についてすごく気にしてきました。
九州という土地柄、心配しすぎじゃないかと言われることもあります。
しかし、既報の通り汚染された稲わらを食べた牛の肉が、
九州内でも広範に流通していました。
想像を上回るスピードで汚染が広がっているようです。


ネットを中心に放射能を恐れる人たちが多い一方で、
「大したことない」「騒ぎすぎ」と事態を軽く見せようとする人たちが必ずいます。
特に内部被曝と外部被曝を同一視して、
「レントゲン撮影のほうが」とか、「NYまで飛行機に乗った時のほうが」
等々の理論で、今回の原発事故による汚染を過少評価しようとしてます。


だーわーが普段から言っているので、嫁さんも近頃食べ物には
かなり神経を使っています。産地が確認出来るものしか買いませんし、
以前も書いたとおり回遊魚は食べません。
ファミレスなんてもちろん行けません。(元々ほとんど行かないけど)



ここで皆さんに、是非以下の文章を読んでいただきたいと思います。


東京大学の児玉龍彦教授が国会で演説をされた内容です。


長いですし、専門用語も多いですが、読む価値があります。
内部被曝がいかに恐ろしいか、そしていかに判明しづらいか。
子供たちがどれほど危険にさらされているか。
いかに政府や官庁の仕事が遅いか。

いやというほど解らされる文章です。


枝野官房長官はじめ政府や関係者が繰り返して言ってきた、
『さしあたり健康に問題はない』という台詞をきっぱり否定されてます。



だーわーの身近にも、「気にしなくても大丈夫」という人はいます。
でももし放射能が見えたら、こんなことは言っていられないはずです。
みなさんもっと想像力を働かせるべきです。

はっきり言って、今回の汚染牛の流通は読めていました。
汚染地域の人たちだって生活が掛かっています。
汚染されている有害な肉だろうが野菜だろうが魚だろうが、
知りつつ出荷する人は絶対にいる、とだーわーは思っていました。

だって目に見えないんですから。
そしてそれらに無関心な人たちがいるんですから。

稲わらがあれだけ高濃度に汚染されているのに、地面から水を吸い上げる
野菜が汚染されてないわけがないですよね。
そして、事故以来未だに福島第一原発からは放射性物質がずっと放出され続けてます。
恐ろしいことです。



みなさんも、もう一度放射能汚染について考えてみてください。
本当に今の生活で大丈夫ですか?

だーわーは、牛肉は固体識別番号の検索をしてからしか買いません。
つまり固体識別番号が載っていないお肉は買いません。
野菜も地元のJAが直接運営しているお店で買います。卵も同じ。
牛乳も県内産。魚も地物。
外食は、付き合い等以外は極力避けてます。
やりすぎと思いますか?思ってくれて構いません。
自分で出来ることをやっていくだけです。後悔したくないんで。



あ、ちなみに牛の固体識別番号ですが、ネットで簡単に検索できます。
産まれてからどこをどう辿ってどこでお肉になったかが判ります。
さらに、先日の日記ではありませんが、そのお肉が
和牛なのか交雑種なのかホルスタインなのかもバッチリ判ります。
ぜひ皆さん活用してください。

牛トレーサビリティ



人間、健康が第一。そして、子どもたちは宝です。

娘の寝顔を見ていると心底そう思います。